僧侶のアイテムは基本的に金襴の布の入れ物に入れます。
これは、私が師匠の弟子になった頃、
可愛い乙女的な雑貨店で売っているポーチ(洋風)を使いたい私と(笑)
伝統を教える師匠でよく揉めたのですが、

が、伝統は伝統で、ダメなものはダメ。
今の私は、金襴の生地をとても素敵だと思いますが、
最近、アレと自分で思った事があるのです。

私の好きな金襴の生地は、大柄で大胆で、
説明欄に舞台用によく使われると書いてあるのです。
そして、突然気が付いたのです。

私の曽祖父は、能楽師だったのです。
家に能舞台があり、沢山お弟子さんをとり、
教えていたそうで、

私の祖父母の家には、能面や舞扇、小鼓、能菅(横笛)、
能の台本などがあったのです。
幼少期、能面(小面)は怖く、能菅(横笛)は鳴らず(笑)
紐で製本された本は開くと、曽祖父が自分のセリフの所に、
色々書き込んでいて、
台本だなぁと子供の私は思っていました。

・・・私の好みはまさか曽祖父から?
子孫が先祖の何かを受け継ぐというアレ・・・
(歓音セラピーでもよく聞くのです。この関連の不思議な話)
そう思った時のママとの会話↓

ヤマ子 『私、金襴の大柄めっちゃ好きやから、
ひいじいちゃんの好みが
子孫(私)にきてるんちゃう?
そういうのってよく言うやん♪』

ヤマ子のママ
『単なるヤマ子の好みや!
ひいじいちゃん全然関係ないっ!』
一刀両断でした。
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曽祖父からの影響って考えた方が何処かロマンがないですかね、、、
曽祖父から見守られてる感が一気に減るママの言葉(笑)

お墓の件で、曽祖父の実家がある土地に行った時、
あらゆる箇所に、痕跡の様な、ここで祖父母、
曽祖父が暮らしていたものを私は感じ取ったのです。
ここで曽祖父は舞ったんだなという場所もありました。
それはとても、自分でも想定外なロマンな時間でした。
(急に回想)

曽祖父が残したものは、当時の子供の私でも分かる、
ちょっと趣向の凝ったもので、
能楽師なら、そういうモノを持つのは納得がいく今の私です。

金襴の柄の好みは私の好みだとして、
私がゆっくり舞い出したら、 
曽祖父の影響だと思います(笑)

私も趣向の凝ったものは好き♪
加持をする時に、受けて頂く方の胸元に
浄化作用のある塗香を少し塗らせて頂くのですが、
今年からは鹿の角の塗香入れです。

これ、曽祖父も好きそうなデザインだな。
IMG_5771.jpg
次回の記事はお面繋がりで、
『狐面』です。

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