先日、ネットビジネスの専門家が集まる勉強会に参加してきました。

趣旨としては、

・3か月先まで予約いっぱいの地方のリフォーム会社
・口コミでどんどん予約が集まる整体マッサージ会社

この2つを運営されている社長から、直接話を聞くというものです。

当然、参加者からは、
・どんなネットプロモーションの技術を使っているのか?
・Webサイトはどのようにして制作・運用しているのか?
・アクセスは?営業パーソンはどんな活動をしているのか?

など、矢継ぎ早に質問が飛び出します。

両社とも、言ってみれば競合の多いレッドオーシャンの市場です。
そんな中で、安売りすることなく、売れ続けてるのは、一体どんな
コツがあるのか?みなさん、知りたくなりますよね。

その内容をここで話すと長くなるので、詳細は割愛しますが、結論的なことを言うと、ネット集客の方法については、以前、このブログでお話した事以外で、何か特別なことはやっていません。

それじゃ、なぜこの会社には「行列」ができるのか?

この疑問について、両社の社長が共通して話していたこと。

「ただひたすら目の前のお客様に喜んでいただくことだけを考えてやってきた」と。

とかく、成功しているビジネスにおいては、次々に新しいプロモーションを仕掛けているのではないかと思いがちですが、まったくそんなことはありませんでした。

逆に、「そんなにたくさんのお客を作るつもりでやっていない」とも言われてました。

つまり、まったく売りこんでないんです。


それが、逆にその会社への信頼感というか共感につながっているのだと思います。

これは、改めての「気づき」でした。

よく考えてみると、相変わらず、大手や一般の会社のWebサイトや広告・営業手法は、相変わらず「自社や商品PR」のオンパレード。

ユーザも消費者も、もうそんな広告代理店が作った、売りこみアプローチには飽きて、「消化不良」を起こしているのでしょうね。

それと、あと一つ、両社長が共通して話していたことがあります。

西川きよし師匠の言葉ではないですが(笑)、「小さなことからコツコツとやる」です。

何かたくさんのお金をかけて、思い切った施策を打つのではなく、

例えば
・アクセスを集めるためにブログを定期的に書く
・お客様の声を1件1件集める など
ただ、そんな行動の繰り返しだったと話されていました。

いみじくも、先日読んだ、斎藤一人さんの「微差力」という本にこう書いてありました。

「商売のコツは10年先より一歩先」

「この先、日本経済はどうなるか?」なんて、案じるよりも
目の前のこと(仕事・家族・生活)を、少しでもよくするにはどうしたら良いかを考えて、とにかく一歩でも行動に移すことが最も大切なんですね。





当社は昨日が仕事納め。
夜は取引先の忘年会に参加させてもらいました。

そこで、来年の抱負や座右の銘みたいな話題になったんですが、その時、取引先社長のYさんから出たのが、「知行合一」という言葉。

その意味は、

「知識と行為は一体であるということ。本当の知は実践を伴わなければならないということ。

別の言い方をすれば、

知識として知っていても、実行していなければ、なにも知らないと同じという意味が含まれています。

非常に含蓄のあるというか、現実のビジネスでは本当にその通りだと思います。マーケティングの世界でも、いろいろな方法論がありますが、

「その方法を知っている」と「その方法を実践している」では、
天と地の違いがあります。

本を読んだり、人から聞いたり、セミナーに出たりして、有効な情報や知識を入手しても、なぜか、なかなか実行に移せない・・

その理由(言い訳)は、

・「実行したって、どうせ成果は出ない(何も変わらない)・・」
・「自分には無理そう・・」
・「自分の会社や仕事では通用しない・・」
・「面倒くさい」
・「お金がかかるし・・忙しくて時間もない」

といったところでしょうか?

かくいう私自身、上記のような理由で、結局何も実行に移せなかったことは多々あります。

世の中で成功しているのは、例外なく、なにがしかの知識やアイデアを実践している人達です。その一方で、前回のブログで書いたアマゾン創業期の話のように、最初からうまくいくケースは非常に稀でしょう。

現実には、何回も何回もトライ&エラーしていく中で、「自分なりの知恵」が生まれ、それをひたすら「継続」していくと、必ず「答え」が見えてくるのだと思いますし、そう信じています。

「知行合一」&「継続は力なり」

この言葉を、改めて自分の行動指針として、また来年もがんばっていきたいと思った次第です。

ということで、今年最後のウンチクとなりますが、
どうか、みなさん良いをお年をお迎えください。

さて、現在、当社Webサイト のTOPには、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスさんの言葉を掲載しています。

掲載した理由は、当社が考える事業理念に相通ずるものがあるからですが、私は、アマゾンという会社は、日本の中小企業にとって、非常に参考になる経営手法を実践していると考えています。

というのも、一般にネット関連の企業というのは、テクノロジーやスピード・効率性という部分にフォーカスされがちですが、アマゾンの場合は、IT系企業らしからぬといいますか、最初に技術ありきではなく、「顧客」を中心とした非常に長期的な視点で事業を運営しいるからです。

これは、今から4年前の2005年に、同社シニア・バイスプレジデント(当時)のカル・ラーマン氏があるセミナーで講演した際に、話していたことですが、

永続的なビジネスを目標とした企業は、2種類に分けることができる。

1つは、ただ単にコストを下げて、お客様に買ってもらおうという企業。しかし、アマゾンの戦略はそうではない。買い手と売り手とのやりとりを基本においた戦略である。

その戦略とは、まず「コストのかからないシステム」を用意する。そして、低価格で販売できるようになれば「顧客体験」が向上。そこでいい体験をすれば顧客のアクセスが増加する。

すると、売り手である企業から、よりよい価格で多くの商品が提供できるようになる。そうすれば、商品のラインナップも充実し、それがさらなる顧客体験の向上につながる」

こうした好循環が現在のアマゾンの成長を支えているわけですね。

ただ、上記のような「仕組み」は短期的には成果が出ない場合も多く、実際、同社は創業してしばらく赤字経営が続いたりして、そのビジネスモデルに賛否があったのも事実ですが、起業して14年経ったいま、そうした戦略が功を奏して、この不況においても、好業績を維持しています。

そして、その戦略のベースにある基本的な定義を、当のベゾス氏は、今週の「Newsweek」のインタビューでこう答えています。(私の方で簡潔にまとめました)

1.顧客を最優先に考え、そこから逆算して何ができるかを考える。技術や技能はそのための手段にすぎない。

2.常に開拓者として、他社が進出していていない「未踏」の分野で勝負すること。

3.長期的な視野に立つことを惜しまない。本当に重要なことは何か?を常に追求する。


まさに、言葉にこそ出ていませんが、「ブルーオーシャン戦略」の考え方そのものです。

そして、その近年の代表例が電子書籍「キンドル」。日本でも今年の10月に英語版が販売開始され、日本語版のリリースがいつになるか?注目されていますが、この商品は読書の在り方を根本的に変えてしまう可能性があります。

今、PCやインターネットが普及したとはいえ、新聞や小説などは、やはり紙でという方が多いでしょう。ですが、このキンドルは長い文章でも読みやすい仕様なので、これまでのPC端末とは全く異なるのです。

しかもワイヤレスで60秒以内に1冊分をダウンロードでき、2GBのメモリーに1500冊分の書籍を保存できるというのですから革命的と言ってよいでしょう。
(個人的には、出張や移動の際に、いつも数冊の本を鞄に入れてますが、それがなくなるのがいいですね。日本語版のリリースが待ち遠しいです)

ということで、「電子書籍」という大きなブルーオーシャン市場に踏み出したアマゾンの動向に今後も注目したいと思います

ということで、週末ウンチクでした。