七年前、ブログを始めた頃、中国留学の経験を持つ日本人のブログで、「中国を止めて、支那にすべし」と、主張していた。今日も、イザ!ブログで、同様の主張をしているブログを見た。


兵庫 櫻さんのブログ(下記URL)で説明されている。

http://clairvoyance-dr.iza.ne.jp/blog/entry/3022473/


反対の基本的理由は「中国は中華思想」の国名と言う事であるが、代わりに提唱しているのが、シナ(支那)である。長い歴史を持つ国名あるが、私は賛成しかねる。


当時ドイツに居たブログ主には私の著書3冊も購入頂いた。ブログの交流もあったが、私は中国で続けている。理由は、先に説明しなかったが、日本語の「シナ」の言霊には中国以上の力がある。


日本のヌシは高天原の誕生時に、アマノミナカヌシと言った。学者の古事記解釈だと、「全宇宙の中心主」の意味になる。シは日本語では「知る・知らす」のシであり、統治の基本なのである。


シを辞書で調べるには、シだけでは音漢字もあるので、日本語のシの基本的語彙が見え難い。そこで、「シル」「シミル」などの言葉で引くと、日本語のシの言霊だ判明する。


シは「知る・知らす」で代表するように「周辺を支配する、栄養を与える」との意味なのである。しかも、音感(言霊)で浸透するから、明治期に中国に憧れて中国に渡った国士が多かった。


中国を「シナ」と呼んでは成らない。日本語では中国の理解より、シナで無意識に信じるより深刻な影響が出るのだ。どうしても、中国が嫌なら「シナ」では無く、「チナ」を拡散したい。


Chinaが正式呼称であり、これはチナである。試しにパソコンでchinaと打ち込めば「チナ」と翻訳される、これをシナと呼ぶと訛りである。


私が中国ブログで利用しているのは「サーチナ」であって、サーシナではない。「中国を廃止、シナの拡散」は寄り強固な、尊崇を持たせる言葉であり、中国に使っては成らない発音なのである。


日本語には一音一音に言霊があり、この言霊が人々に様々な影響を与えるので、中国をシナと呼ぶのは止めよう。どうしても中国が嫌なら、チナを拡散・周知して欲しい。

 

という訳で、私のブログは中国を使っている。言霊的には、シナより「チュウ国」の方が実態に近い。そして、チナはシナより、原音に近い。シナ廃止でチナの拡散周知が必要である。