彼らはブエノスアイレス出身。


後ろに座ってたのは
お母さんとお兄さんとお姉さん。


友達同士だと思ってたら、
家族だったんだね。


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お母さんも兄弟たちも
ヤマ、ヤマって名前呼んでくれて

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マテってアルゼンチンのお茶くれたり、
iphoneの充電させてくれたり、



スペイン語教室も始まり、
1〜1000までの数字を教えてくれた。



1時間半ほどの移動が
あっという間だったな。


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そこでさよならしようと思ったら、
マフラーと靴下と上着をくれた。



拒んだんだけど、
これはプレゼントだ、
気にするなって。



そしておじいちゃんが元々ツアー会社で働いてたからこの辺に詳しいとかいって電話して呼んでくれて、、





おじいちゃんがわざわざ来てくれた、、





なんなんだこの一家。






僕1人のために何やってんの?!







そしておじいちゃんは
ウユニまでどう行くのが良いか
教えてくれた。





ATM行かんとまだお金ないから、
先にお金を引き出したいっていうと、、



50BOBを貸してくれて、、
ウユニ行きのバスチケット購入。




ATM行こうとしたら、
おじいちゃんがタクシーに声掛けて
ATMまで行って戻ってくるよう
ドライバーに伝えてくれていて、



後部座席にはジョン、
助手席にはお兄さんが同席してくれて、
ATMまで向かいお金をおろした。




タクシーで家族が待ってる
バスターミナルまで戻る途中、
これは最後のギフトだって。





さっきまでジュンが被ってた
ニット帽を僕にくれた。





これはお母さんが作ってくれた
もんなんだって。





そんなもんもらって良いんか!?






良いんだ良いんだ。




お兄さんは頷きながら、
タクシー代の20BOBを払い、
僕には払わせてくれなかった。





見ず知らずの外国人にここまで、、
一体、どんな神経しとるんや。








「これがキリシタンの考えだからね。」
っね。






僕はブエノスアイレスで
全ての荷物を失ったけど、

同じブエノスアイレス出身の人に
お金じゃ買えない優しさをもらった。