本日1回目のスリップはフン。
そして2回目は僕だった。
完全にハンドルは取られてて、
どうしようもない。
全く慌てることはなかったけど、
ただただ車が自動的にスピードを
緩めてくれるのを待った。
左へ
右へ
左へ
右へ
そしてもう1度、
車が左を向いた時、
わずか15cmぐらいの
小さな石山にタイヤがつまずき、
車は大きく横転した。
急いでドアを突き上げ外に出る。
どうやらスーは急な出来事に
気が動転してしまってて、
身体中が震えて動けない。
しかも割れたガラスで
腕を切ってしまってる。
急いで担いで外に出し、
スーの手当てと車の状況確認。
結果的に命も車も無事けど、
サイドウィンドウは大破し、
タイヤはパンク。
オイルも漏れてれば、
もちろん車はそこら中、傷だらけ。
通りがかった車の人が
手助けしてくれて
どうにか車体を起こし、
タイヤ交換、トランク修理、
オイル容器を動かないよう固め、
サイドウィンドウの破片を取り除く。
そしてどうにか
車が動くことを確認。
スーの腕もしっかり手当てでき、
事故って2時間ぐらいかな、再出発。
そして振り返る。
車が倒れるまで全てが
驚くほどスローモーション
だったことを。
あ、
あ、
あーーー、
このまま僕らはゆっくりと
車とともに倒れちゃうんやぁって。
すげー、鮮明に覚えてる。
僕が座るドライバー側に
ゆっくりと倒れた。
何キロ出てたんかも
よく覚えてないけど、
びっくりするほどスローモーションに
感じたのはなんなんやろうね。
しかもこれは僕だけやなくて
乗ってる4人がみんな感じたみたい。
不幸中の幸いは
助手席に座るフンと
助手席の後ろに座るヒッチハイカーが
シートベルトをしてたこと。
もし彼らがシートベルトを
はめてなかったら、
彼らは僕らを押しつぶすように
のし掛かってきてたはず。
そうすればスーの傷は
間違えなくより深く大きなものに。
そしてきっと僕側の窓も割れて、
僕も傷を負ってただろう。
本当に助かった。
※ちなみに僕とスーは
シートベルトしてなかったので、
反対側に倒れてたら最悪だった。
ただ何はともあれ、
僕らは生きてて、
元気に笑っていられる。
車のダメージは大きいけど、
お金のことより命あってナンボや。
そんな予期せぬアクシデントを
経験してしまった。
写真。
24時間出入り自由の車になっちゃった。。
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