知識と技術


■強みを築く上で必要な知識は2種類

1.事実に基づく知識
→商品知識や料金プランなど。
2.経験により身につく知識
→販売員が店頭でまず最初にすべき最も大切なことは客のニーズに合わせた対応というような、マニュアルにない実用的な知識。


強みを築くには、「価値観」と「自己認識」を磨く必要がある。

人格は変わらないが、価値観が変われば情熱を向ける対象は変わる。
才能ある分野に注力すべし。

自己認識が芽生えることで、天性の才能に築き、その才能を磨いて強みとする。自分にない才能ばかりに目がいき、失敗することはよくあるので、注意が必要である。


■技術は経験に基づく知識の体系化をもたらす。

どんな分野であれ賢明な人間は、知識を段階たどっていけば、成果に導いてくれる道筋に変える。
技術があれば、学んだ教訓を活かして、試行錯誤することなく成果を収める。
しかし才能がなければ、技術だけで完璧に近い成果は望めない。
また技術は、共感や戦略的思考、独創性など分野によっては段階に分けれない。
つまり技術とは、容易に伝えれる極意を伝える手段であり、真の才能と手を結んだときにこそ、本領発揮する。



さあ、じぶんの才能に目覚めよう
第1部 強みを解剖する
第2章 強みを築く
P44~P55より