「もし君たちと私に、何かしらの違いがあるとすれば、私は毎日朝から晩までこの世で一番好きなことをしている。ただそれだけのことではないでしょうか。君たちに向けて何かアドバイスめいたことが私にあるとすれば、それに尽きます」


世界長者番付に名を連ねる世界三大投資家のウォーレンバフェットが、ネバラスカ大学の学生に向けて発っした言葉である。


ウォーレンバフェットは、投資家に必要とされそうな、即断力や流れを読む力、心を見抜く力に長けているわけではなかった。

一方で、
20年先の展望が見える企業にしか投資しないという、「辛抱強さ」
投資理論や市場の流行にも目を向けず、「実務」に徹底し、
投資をしたなら、経営陣に口を挟むこともほとんどなく、ただ「信頼」した。

このような独自の方法で、自分の強みを活かし、自分らしい投資を愉しんだ結果が今を作っている。



強固な人生を送った一例に過ぎないが、成功者の多くは繰り返される自らの行動パターンを把握し、それを生産性のある真の強みにする道を進んでいる。




また『強み』とは、

「常に完璧に近い成果を生み出す能力」のことである。

この定義に従い強固な人生を築くのに大切な三原則。

1.首尾一貫してこそ真の強み。
2.オールラウンダーでなくてよい。
3.強みを最大限に活かすこと。



さあ、じぶんの才能に目覚めよう
第1部 強みを解剖する
第1章 強固な人生を築く
P21~P28より