おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.25%高の38,807.33と続伸、NASDAQは1.96%高の17,187.90と3日続伸、S&P500は1.18%高の5,354.03と4日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.277%と5bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.724%と5bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル156.088円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル74.31ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、4.52%高の5,347.44と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,960 △440、CME日経平均先物は38,965 △540となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが0.58%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.22%安、REAL ESTATEが0.14%安となるなど4セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが2.68%高、COMMUNICATION SERVICESが1.51%高、INDUSTRIALSが1.00%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

米長期金利の下落基調が継続している中で、ドル円のドル安円高基調に一服感が出て1ドル156円台前半までドル高円安が進行しました。

 

また、NASDAQとS&P500が史上最高値を更新したことやSOX指数が4.52%高と大幅に反発するなど海外発の好材料も本日の相場の下支え要因となりそうです。

 

日経平均株価は39,000円に迫る水準での寄り付きとなりそうですが、買い一巡後にも上昇幅を縮めることなく推移し大台回復となるか、高PERの値嵩株だけでなく幅広い銘柄が買われる展開となるのか、などに注目しています。

 

また、長期金利上昇一服による利ザヤ縮小懸念で下げていた保険業や金融業などに属する銘柄の下落基調が一巡するのかどうかにも注目が集まりそうです。