こんばんは。

本日の東京株式市場は、主要株価指数が高安まちまちの展開となりました。

日経平均株価は3日続伸、TOPIX、東証REIT指数は3日ぶりに反落、東証グロース市場250指数は4日ぶりに反発しました。

東証大引け　日経平均は3日続伸　米ハイテク株高の思惑で、売買代金は今年最低 - 日本経済新聞20日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸し、終値は前日比62円26銭（0.16%）高の3万8633円02銭だった。午前は安い水準で推移したが、日本時間20日午後の取引で米ナスダック100指数先物が強含んだため、日本時間今晩の米ハイテク株が上昇するとの思惑から日本株に先回り買いが入った。朝方は前日に一部の欧州株が下落した流れを引き継いだ売りに押され、…

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本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場がJuneteenthの祝日のため休場となるなど材料不足の中、日経平均株価は小幅に3日続伸、TOPIXは小幅に3日ぶりに反落と高安まちまちで取引を終えました。

東証プライム市場の売買代金が今年最低を更新するなど見送り機運の高い中、本日も時価総額の低い中小型株が選好される展開となりました。

また、ドル円が1ドル158円を下回るなどドル高円安が進行したことも、海外売上比率の高い銘柄にプラスとの思惑が働いたのか、東証プライム市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がほぼ同数で、日経平均株価、TOPIXともに本日の高値圏で取引を終えました。

さて、昨日JPXから「投資部門別　株式売買状況　東証プライム　[金額]　全 50 社」、「投資部門別　株式売買状況　東証グロース　[金額]　全 50 社」が発表されましたので、6月第2週(6/10～6/14)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

まず、先週6月第2週(6/10～6/14)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

日付始値高値安値終値前日比

06/17   38,440.98   38,442.70   37,950.20   38,102.44   -712.12
06/14   38,587.57   39,025.70   38,554.75   38,814.56   +94.09
06/13   39,182.06   39,252.44   38,689.79   38,720.47   -156.24
06/12   38,865.15   38,945.99   38,809.36   38,876.71   -258.08
06/11   39,175.59   39,336.66   39,074.88   39,134.79   +96.63
06/10   38,689.78   39,081.54   38,689.78   39,038.16   +354.23
06/07   38,597.55   38,747.27   38,560.85   38,683.93   -19.58

先週は、11、12日にFOMC、14日にメジャーSQ、13、14日に日銀政策決定会合が開催されるなど、様子見姿勢を決め込む投資家が多くなると考えられる反面、思惑的な売買から先物主導で現物市場が荒れる可能性がありましたが、結果的にはボラティリティの小さい膠着相場となりました。

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかをグラフで見てみます。

上が東証プライム（東証一部）、下が東証グロース（東証マザーズ）の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、事業法人（2,513億円）、信託銀行（1,556億円）、個人（974億円）などでした。

一方で、売り越した主な投資主体は、海外投資家（2,694億円）、証券会社自己売買部門（2,085憶円）、投資信託（569憶円）などでした。

2023年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

証券会社自己売買部門：3兆434億円の買い越し

法人：8兆3,660億円の売り越し（そのうち信託銀行が9兆3,171億円の売り越し）

個人：3兆6,514億円の売り越し

海外投資家：9兆4,161億円の買い越し

となっています。

一方で、今年度に入ってからの11週累計では、

証券会社自己売買部門：2兆8,338億円の売り越し

法人：4,987億円の買い越し（そのうち信託銀行が6,385億円の売り越し）

個人：9,396億円の買い越し

海外投資家：1兆5,593億円の買い越し

となっています。

午前のブログで下のNQNの記事を引用しましたが、先週海外投資家のうち個人は買い越していたものの、法人は売り越していたことも判明しています。

東証プライム市場では、先週海外法人は2,733億円の売り越し、海外個人は39億円の買い越しで、トータルで上記にあるように2,694億円の売り越しとなっています。

今後も同様の傾向が継続すれば、需給の圧迫要因として懸念材料の一つとなりそうです。

機関投資家、日本株投資1年ぶり低水準　米銀調査 - 日本経済新聞米バンク・オブ・アメリカ（BofA）が7〜13日に実施した6月の機関投資家調査で、日本株の保有割合が約1年ぶりの低水準に落ち込んだ。米国株の最高値が相次ぐ中、日本株は値動きが乏しい。円安も逆風となって投資妙味が薄れている。日本株保有を「オーバーウエート（強気）」とした投資家の比率から「アンダーウエート（弱気）」にした投資家の比率を引いた値はプラス4%と、5月…

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日経平均　38,633.02 △62.26(+0.16%)

TOPIX 2,725.54 ▼3.10(-0.11%)

売買代金（東証プライム）　3,347,477百万円

騰落レシオ(25日移動平均ベース) 102.63 値上がり銘柄数 746 値下がり銘柄数 841

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売買結果

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本日は、ノートレでした。

本日のトレードの確定損益は、

[ 0 - 0 （売買手数料） + 0 （キャッシュバック） = 0 ]

となります。

海外機関投資家の東証プライム市場における売り越し額は先週2,733億円に：