こんばんは。

本日の東京株式市場は、主要株価指数がそろって上昇しました。

日経平均株価、TOPIX、東証グロース市場250指数は続伸、東証REIT指数は3日ぶりに反発しました。

東証大引け　日経平均は3日ぶり大幅反落　利益確定売りや円高が重荷 - 日本経済新聞21日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反落し、終値は前日比535円47銭（1.59%）安の3万3140円47銭だった。前日まで日経平均が大きく上げていたなか、20日の米株式相場が大幅安となり、幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となった。21日の東京外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れ、輸出関連銘柄を中心として押し目買いも入りにくかった。下げ幅…

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本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移で推移していることなどを嫌気して、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きました。

その後も調整色の強い動きが続き、下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価、TOPIXともに1%を超える比較的大きな下落となりました。

さて、本日JPXから「投資部門別　株式売買状況　東証プライム　[金額]　全 50 社」、「投資部門別　株式売買状況　東証グロース　[金額]　全 50 社」が発表されましたので、12月第2週(12/11～12/15)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

まず、先週12月第2週(12/11～12/15)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

日付始値高値安値終値前日比

12/18   32,769.23   32,790.58   32,541.23   32,758.98   -211.57
12/15   32,760.56   33,122.33   32,732.66   32,970.55   +284.30
12/14   33,032.30   33,120.55   32,515.04   32,686.25   -240.10
12/13   32,973.47   33,104.47   32,864.38   32,926.35   +82.65
12/12   33,107.65   33,172.13   32,800.24   32,843.70   +51.90
12/11   32,665.09   32,933.08   32,650.10   32,791.80   +483.94
12/08   32,600.47   32,604.35   32,205.38   32,307.86   -550.45

先週も11月下旬から続き、米長期金利の低下傾向が鮮明となる中、米国株式市場でNYダウなどが年初来高値を更新する一方で、11月中旬から下旬にかけて日経平均株価が年初来高値を更新した後は高値もみ合いが続き、ドル円がドル安円高基調で推移したことなども影響し上値の重さを意識させた一週間となりました。

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

上が東証プライム（東証一部）、下が東証グロース（東証マザーズ）の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、事業法人（2,865億円）、海外投資家（2,528億円）、その他法人等（532億円）などでした。

一方で、売り越した主な投資主体は、個人（3,286億円）、証券会社自己売買部門（2,286憶円）、その他金融機関（309憶円）などでした。

3月第5週（権利確定日、権利落ち日があった週）から6月第2週まで12週連続で現物を買い越していた海外投資家は、6月第3週に13週ぶりに売り越しに転じました。

その後は7週連続で買い越していましたが、8月第3週、第4週と2週連続で売り越し、8月第5週に再度買い越しに転じましたが、9月は4週連続で大幅に売り越しました。

そして10月に入り、2週連続で買い越していましたが、3週目にして売り越しに転じ、4週目は再度買い越しに転じてから11月第3週まで4週連続で買い越しています。

しかし、11月第4週、第5週、12月第1週と売り越しとなっていましたが、先週は4週間ぶりに買い越しています。

一方で、個人は3月第5週以降の36週のうち、14週しか買い越しておらず、そのうち8月第1週、第3週、9月第1週、9月第3週、9月第4週、10月第1週、第3週、第4週の累計8週が8月以降の高値水準になってからの3か月間に集中しています。

そして、11月にはいってからは4週連続の売り越しとなっていましたが、11月第5週、12月第1週と大幅に買い越していましたが、12月第2週は3週間ぶりに売り越しています。

3月第5週以来16週連続の売り越しとなっていた信託銀行は、7月第3週において17週ぶりに買い越しに転じてきていましたが、再び8週連続で売り越していました。

そして、10月第4週に9週ぶりに買い越し（899億円）に転じてきていることが注目されましたが、11月第1週は2,185億円と金額も膨らみ2週連続の買い越しとなりました。

その後11月第2、3週と再び信託銀行は売り越しに転じていましたが、第4週は第1週を上回る2,346億円の買い越しで、11月の4週累計では3,720億円の買い越し（第5週は74億円の売り越し）となっています。

そして、11月第5週、12月第1週、第2週と3週連続で買い越しとなっています。

年金資金を運用する信託銀行が最終週は売り越しだったものの11月月間で買い越しに転じてきています。

3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

証券会社自己売買部門：1兆638億円の買い越し

法人：2兆5,848億円の売り越し（そのうち信託銀行が4兆2,377億円の売り越し）

個人：3兆1,627億円の売り越し

海外投資家：5兆2,054億円の買い越し

となっています。

日経平均　33,140.47 ▼535.47(-1.59%)

TOPIX 2,325.98 ▼23.40(-1.00%)

売買代金（東証プライム）　3,448,244百万円

騰落レシオ(25日移動平均ベース) 92.41 値上がり銘柄数 294 値下がり銘柄数 1,316

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売買結果

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本日は、ノートレでした。

本日のトレードの確定損益は、

[ 0 - 0 （売買手数料） + 0 （キャッシュバック） = 0 ]

となります。

先週は海外投資家が4週間ぶりに買い越し：