こんばんは。

本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。

日経平均株価、TOPIX、東証REIT指数は5日ぶりに反落、東証グロース市場250指数は3日続伸しました。

東証大引け　5日ぶり反落　利益確定売り　直近の急伸で相場過熱を警戒 - 日本経済新聞7日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前日比436円66銭（1.34%）安の3万2271円82銭で終えた。このところの急伸で短期的な過熱感が意識され、利益確定目的の売りが先行した。日本時間7日の取引で米株価指数先物が軟調に推移したのも重荷となった。日経平均は前日に758円高と今年最大の上げ幅を記録していた。前日までの4日続伸で合計の上げ幅も…

www.nikkei.com

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、米長期金利の低下傾向が一服したこともあり、日経平均株価やTOPIXは下落して寄り付いた後は利益確定売りにおされ下げ幅を広げる展開となりました。

ただ、個人投資家を中心も先高期待も根強く小型株の多くは寄り付き後の売りが一巡すると上昇に転ずる場面もみられ、東証プライム市場でも一時は値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回る時間帯もありましたが、時間を追うごとに再び売り物がちの展開となり、結局値下がりする銘柄が多くなったまま取引を終えました。

さて、本日東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高（一般信用取引・制度信用取引別）（2023/10/27申込み現在）」が発表されました。

まず、先週10月第4週(10/23～10/27)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

日付始値高値安値終値前日比

11/06   32,450.82   32,766.54   32,395.50   32,708.48   +758.59
11/02   31,987.02   32,087.13   31,878.36   31,949.89   +348.24
11/01   31,311.22   31,601.65   31,301.51   31,601.65   +742.80
10/31   30,694.96   30,973.66   30,552.65   30,858.85   +161.89
10/30   30,663.48   30,762.50   30,538.29   30,696.96   -294.73
10/27   30,713.79   31,081.48   30,687.33   30,991.69   +389.91

先週は、中銀ウィークで日銀金融政策決定会合やFOMCを波乱なく通過したことや、米長期金利が低下傾向を示し米国株式市場で主要3指数がそろって続伸するなど支援材料も多く、戻りを試す展開となりました。

そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。

上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。

信用買残高は1,216億円（前の週比3.03%）減少して3兆8,869億円、信用売残高は375億円（前の週比5.01%）減少して7,113億円となっています。

先々週2007年8月以来およそ16年ぶりの高水準を更新し続けていた信用買残高も、先週相場が堅調な推移となるなか、金額ベースで1,200億円を超える改善を見せました。

今週も堅調な展開となればさらにこの傾向が継続することが見込まれ、需給に対する懸念が和らぐことになりそうです。

一方で、決算発表も今週で峠を越え、トータルでEPSが改善する兆しが確認されれば、ファンダメンタルの面からも今後の反発局面を後押しすることになるものと考えられます。

日経平均　32,271.82 ▼436.66(-1.34%)

TOPIX 2,332.91 ▼27.55(-1.17%)

売買代金（東証プライム）　3,929,929(百万円）

騰落レシオ(25日移動平均ベース) 93.47 値上がり銘柄数 380 値下がり銘柄数 1,242

---------------------------------------------------------

売買結果

---------------------------------------------------------

本日は、ノートレでした。

本日のトレードの確定損益は、

[ 0 - 0 （売買手数料） + 0 （キャッシュバック） = 0 ]

となります。

先週の急反発で信用買残高が大幅に減少：