おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.32%高の40,415.44と3日ぶりに反発、NASDAQは1.58%高の18,007.57と4日ぶりに反発、S&P500は1.08%高の5,564.41と4日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.254%と1bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.521%と1bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル157.083円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.22ドルと下落しました。

 

SOX指数は、4.00%高の5,477.83と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,870 △390、CME日経平均先物は39,950 △290となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.72%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.04%安と2セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが1.96%高、COMMUNICATION SERVICESが1.21%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

バイデン米大統領が大統領選撤退を表明したことを受けた昨晩の米国株式市場では、主要3指数がそろって上昇し、SOX指数も上昇して還ってきていることから、本日の東京株式市場も日経平均採用の値がさ半導体関連銘柄を中心に買戻しの動きが強まるものと思われます。

 

また、昨日東証後場時点で急伸した円の動きにも一服感が出てきたこともあり、海外売上比率の高い銘柄を中心に一旦買戻しの動きが出てきそうです。

 

今回の反落局面がスピード調整の範囲内であれば、反発力も力強いものとなる可能性がありますが、日経平均株価、TOPIXともに値幅の調整が浅く、日柄においても数日の下落で済んでいるため、単なる短期リバウンドで終わる可能性も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

 

ただ、マイナーSQ絡みでデリバティブ市場での思惑的な売買から現物市場も追随し日経平均株価、TOPIXともに史上最高値をつけたところから、SQ通過後から短期間で急落したこともあるため、先物主導で引っ張り上げられる展開にも注意しておきたいところです。

 

本日は全体、個別ともに反発力が問われる一日となりそうです。