おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって下落しました。

 

NYダウは0.93%安の40,287.53と続落、NASDAQは0.81%安の17,726.94と3日続落、S&P500は0.71%安の5,505.00と3日続落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.243%と5bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.517%と4bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル157.431円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.60ドルと下落しました。

 

SOX指数は、3.11%安の5,267.16と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,590 ▼450、CME日経平均先物は39,660 ▼395となっています。

 

 

S&P500セクター別では、HEALTHCAREが0.50%高、UTILITIESが0.11%高と2セクターが上昇した一方で、ENERGYが1.29%安、TECHNOLOGYが1.27%安、FINANCIALSが1.00%安となるなど9セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

マイクロソフトのOSで発生したシステム障害による経済活動の混乱が、企業業績へ悪影響を与えるとの連想からリスク回避の動きが強まり、米国株式市場ではディフェンシブセクターが上昇しましたが、市況関連セクターやハイテクセクターは敬遠されました。

 

今回のシステム障害の原因は特定されており、経済活動も正常化していくものと考えられますが、週末の時点では影響の広がり具合や収束見通しもはっきりしていなかったこともあり、過度にリスク回避の動きが出た可能性もあります。

 

ただ、一度崩れた相場がもとに戻るにはよほどの好材料でもない限り難しそうなので、リバウンドの動きも限られそうです。

 

また、3月期決算銘柄の2024年度1Q、12月決算銘柄の2024年度2Q決算発表が8月9日(Fri.)の816件をピークに今週から本格化し、決算内容を材料にした決算プレーが想定されます。

 

まずは上方向、下方向に動く展開を見据えつつ、落ち着きどころを探る一週間となりそうです。