おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは1.85%高の40,954.48と5日続伸、NASDAQは0.20%高の18,509.34と3日続伸、S&P500は0.64%高の5,667.20と3日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.159%と7bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.421%と4bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル158.380円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル79.84ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.46%高の5,804.03と3日続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は41,500 △260、CME日経平均先物は41,545 △455となっています。

 

 

S&P500セクター別では、COMMUNICATION SERVICESが0.64%安、TECHNOLOGYが0.38%安と2セクターが下落した一方で、INDUSTRIALSが2.54%高、BASIC MATERIALSが1.96%高、CONSUMER CYCLICALが1.51%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

日経平均株価は、節目の41,500円や7月限の日経平均株価SQ値41,531.26円あたりを意識した展開となりそうです。

 

先週末からの2営業日は指数寄与度の低い小型株が物色され、大きな流れの中での循環物色が意識されていますが、米国株式市場でもRussell2000が5日続伸し2021年11月以来およそ2年8ヶ月ぶりの高値水準を回復するなど同様の展開となっています(米国株式市場の方が先行しており東京株式市場がキャッチアップしているので正確には逆ですが)。

 

本日は日経平均先物も上昇しており、国内長期金利の上昇も一服していることから昨日までの低バリュエーションの小型株に偏った物色から高PERの値嵩株に対象が移るかもしれませんが、これまでの上昇局面で見られなかった東証プライム市場の8割以上の銘柄が上昇するような「全面高」になる可能性もあるので注意しておいた方がいいかもしれません。

 

また、早々に7月限SQ値2,893.54ptを昨日上回ったTOPIXの方が実態を反映しているかもしれないので、こちらの動向にも注目しています。