【痛い、、】映画「フェラーリ」観てきました。
Watched “Ferrari”
*先週観た映画のお話。
フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリの人生。
といっても描写されるのは、彼が59歳のときに社運をかけて参戦した「ミッレミリア」レースのおはなし。
59歳のエンツォ・フェラーリさんをアダム・ドライバーが演じます。
◾️
エンツォさんは本妻のいる家と、愛人の意を往復する二重生活。
かつて本妻との間に子供がいたのですが、訳あって若くして亡くしてしまいます。。
いまや本妻には愛情はなく、ビジネスパートナーのような関係。
愛人の家に通い、愛人との間にできた子供と夕食を食べ、寝る時間になると自宅に帰るのです。
愛人との子供をまだ認知してません。
非常になまなましい、、二重生活で、、
これは観ていて胸が痛くなりました。。
◾️
しかしながら、本作はサイコロジカルな痛みもさながら、、
フィジカルな痛覚も刺激されるショッキング映像もあるのです。。
これは驚くので心しておくこと!
心も身体も痛い映画なのでした。
88点
◾️
そのほか雑感は、、
*マッハゴーゴーゴーなビジュアルで、実写でレトロレースカーを観るのは新鮮な体験でした。
*「的をー、狙えば、外さないよ!」
脳内では「グランプリの鷹」が流れてました。
*そういえば「フォードVSフェラーリ」は、本作で監督のマイケル・マンが製作でした。同じ世界線なのだと勝手に考えます。
◾️
もうガッついた感じもしない、しんみりとした実業家の老人エンツォ・フェラーリをアダム・ドライバーが演じ、
これはとても合っていました。
ヒュー・ジャックマンも候補だったようですが、ヒュー・ジャックマンは見た目が面白くないんだよね。
◾️
さて、イタリアの物語で本来はイタリア語のおはなし。
本作は英語ですが、アメリカ人のアダム・ドライバーほか俳優陣はみんな巻き舌の「イタリアなまりの英語」を話しているのです。
「ハウス・オブ・グッチ」のレイディー・ガガもそうでしたね。(これもアダム・ドライバー出てますね)
イタリアっぽさを出すための演出なのはわかります。
でもこれ、、
イタリア人の話し方を馬鹿にしてることにならないんですかね。。
英語話者の傲慢さを感じました。
僕もたまにふざけて栃木弁や茨城弁を真似するときもありますが、、それは田舎を馬鹿にしてるからです笑
僕はSRサイタマの田舎(Saitama no Rural area)出身だから、マウント取りたい。
みんないろんなコンプレックスがあります。
このページ終わりです。