アーティストウェイ(ずっとやりたかったことを、やりなさい)第9週のタイトルは
思いやりの心を取り戻す
とあります。
これって、9週目で自分のことばかりではなく、他人に気を使いなさいとか、他人の気持ちを考えなさいとか、そういうことを言われてるのか?とめっちゃ抵抗しました。
私自身、周りの人の顔色伺ったり、機嫌をとったりしながらずっと生きてきたし、そういうことが自分のクリエイティビティを破壊してきました。
でもその割には第9週の内容は自分の心にあるブロックなどむしろ他人より自分と向き合う内容ばかり...?
原本読んでみたら「思いやりの心」は
sense of compassion
となってました。
compassion は確かに英和辞典には「思いやり」とあります。
でも日本語の一般的な思いやりではなさそうです。
接頭語と接尾語に分解したら本質的な意味が見えてきました。
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passion (理性に対して)感情
つまりsense of compassion とは、自分の心の声とか置いてきぼりにされてきた自分の感情と共に居る感覚のことだったのです。他人じゃなくて。
もっと自分の心の叫びを聞いてあげるのが第9週なんだなって気付いたら納得。だからこそモニペ読み返して、心の声が叫んでることを掴んでいくんだなと。
だから第9週は「思いやりの心を取り戻す」ではなく、「感情の奥深くの声と共に居る感覚を取り戻す」がより相応しいニュアンスだと考えました。
調べてみるとself compassionという用語もありました。第9週の思いやりとは、むしろこれに近いように思います。