初夏の陽気のコーヒーブレイク。今日はあえてコーヒーを手間をかけてドリッパーで淹れました。

コーヒーをドリップするには道具を準備する手間があります。お湯もドバーッと注いではならず、ドリッパーの中を注視しながら多すぎず少なすぎず、早すぎず遅すぎず。

たった一杯に物凄く時間と手間が掛かります。

こんな話をすると「なんでわざわざ手で淹れるの?」とみんな言います。

「コンビニで買ってくれば100円だよ」
「コーヒーメーカーなら自動で手軽だよ」

確かに近所にコンビニあるし自宅にコーヒーメーカーもあります。

コーヒーという名の焦げ茶色の液体が手に入ればそれが一番良いでしょう。

だけどドリッパーで手淹れすると、コンビニやコーヒーメーカーでは手に入らないものがあります。

手間と時間を惜しまなかった達成感
上手く淹れられた成功体験
逆にしくじった時の反省や気付き

確かに完成形はコーヒーカップに注がれたコーヒーでしかないかもしれません。

だけどそこに辿り着くまでに、自分と向き合ったり道(書道とか華道とか剣道とかの道)とも言うべき何かを探究出来たりします。

あえて手間と時間をかける醍醐味は、何気ない生活行為から自分を成長させる何かを掴むことです。