舞鶴事件については、平成26年7月8日付けで上告棄却決定がなされ、もと被告人の無罪が確定することになりました。


その後、被害者遺族の母親と叔母(と小職)が最高検、京都府警から事件の総括などについて説明を受けていますが、京都府警からの説明後に記者会見を行っています。


そのときには、ほとんどマスコミでは報道されることがなかったので、改めてそのときの美穂さんの母親のコメントを記します。


(コメント全文)

 私たち遺族は、被告人が裁かれることを願い、信じてきました。このような結果となって、今後、どうしていったらよいのでしょうか。犯人が被告人かどうかは分からないと言われ、手続きは終わりですと言われて、納得できるはずがありません。

 私は、第1審の最初から、裁判を見続けてきました。最高裁判所の裁判官にも、第1審の内容を紙の記録ではなく、ありのままの状況を見て、判断してほしかった。そうでしか分からないものが必ずあると思います。

 もし、1%でも2%でも、他に犯人がいるかもしれないというのなら、探してください。私のためでなく、娘のために、これで終わりにしないでください。

 このままで終わることなどできません。