その1 久しぶりに帰省した画家の言葉

「ダメだと思うとちっとも上達しない」

「あいつが描けるのなら、俺も描けるかもしれないと思った瞬間から上達する」

 

「私は絵を描く方は全然ダメなんです。だから見る方へ回りました」というと、

大きな絵をサッとかいてしまうその人は、いった。「ダメと思うと上達しない。できるかもしれないと思った瞬間から絵が描けるんですよ」と言う。

 今興味がわいているパステル画を始めてみようかしらと思った。

 

その2 肝臓が突然悪くなった(急性肝硬変、今日明日中に訃報を聞くだろうというくらい悪かったらしい)人。最後のお酒ぐらい飲ましてあげようと思ったお医者さんは、お酒をやめなさいと言わなかった。が、びっくりするくらいお酒を節制して回復したという話を聞いた。学会にも報告したとか・・・

 お酒をやめた。そしたら3日寿命が延びた。節制してたら10日、3ケ月とお医者さんの宣告が伸びた。今は生還して、子供達とよく泳ぎに来ている50代のお父さんが話してくれた。

 筋肉が病気を防いでくれる。肝臓のあたりを温めるとよい。サプリメントの飲みすぎもやめた方がいい・・・とか。

 コブラ帰りが起こるのも肝臓が関係しているらしい。特に右足がつったら肝臓に気を付けて…と言う。

 子供の成長を見届けたいから頑張れたとも言った。コロナが流行っていたころだったから入院もなし。奥さんの協力(食べ物とか)もあったとか。

 話を聞いている間涙が出てきた。