今治市孫兵衛作という日本でもめずらしい住所。ここに本籍を置く弟の家族は、この名前が気に入って、絶対本籍は変えないと言っている。結婚したら本籍を新しくすることができるのだけど、こんな名前世界にない!といって固守している。

 そこに田舎うどんやさんがもう数年前から営業している。父の畑いや、もう弟の畑は草木が荒れ放題、伸び放題、竹も伸び放題。その竹を近所の、そのうどん屋さんがくださいという。どうぞどうぞ、好きなだけ切ってくださいと私が返事する。弟の家族はみんな東京に住んでいるので、私が代わりに返事する。

 前置きが長くなったけど、そのうどんやさんが「冬瓜いる?」と聞いてきた。「ひとつでいい。あれは大きいんだよね」

持ってきた冬瓜は大きいってものじゃない。これは数人で分けなければ・・・

 そこで冬瓜料理を探してきた。

 冬瓜と豚肉の煮物。今日の料理8月号に作り方が書いてあった。よし作るぞ。

 それにしてもまだ、残る。食べきれない。友人宅にもっていこうか、受け取ってくれるかなー。

 妹二人はダメだ。料理は好きだけど独り暮らしだから、少しでいい末妹。料理の嫌いな次妹。「姉ちゃんが作ってくれたら食べるよ」と言われそうで、負担が増しそう。行先探しをしなければ・・・