利ちゃんが「面白かった、一気に読んでしまった」と言ってた本。
ソロモンの偽証 Ⅱ,Ⅲ  宮部みゆき
やっと終わった…と言う感じ。ほんとはまだ・・・
Ⅱまではまじめに読んだ。ときどき主語が分からなくなるから丁寧に読む。
文中の言葉は、独白なのか、実際に発言した言葉なのかを見極めながら読む。
Ⅲは幸運にも、すぐに借りることができた。
 
まどろこしくて仕方がないので、最後から読んだ。
あまりしっかりしていなかった「健一」君が、母校の教師になっていた。
被告の弁護に回っていた「神原」君が実は、事件をよく知っていた。
裁判では「被告人」は無罪になった。
これを全部中学生が解決したということになっている。
読み進んでいくと、大人が行動しているかのような錯覚をする。
 
で、今は確認のため(?)Ⅲの初めから読んでいる。ゆっくりと。
Ⅱまでは、ご飯も、家事もそっちのけで、すぐ本を開く読んでいた。そうしなければ落ち着かなかったから。
今はゆっくり読める。期限のまだあることだし。
 
友人が面白いと言い残していた本は、全部読めた。
面白かったよ、利ちゃん。私だけではぜってい選ばない本も読めたよ。
作家の幅が広がったよ。
ありがとう。