歩いていて心惹かれる景色がある。干底の桜井河口港だ。
 だいたい私は海は満潮が好きだ。育ったところの家の前、満潮だと堤防に迫ってくるほどに海水が近寄ってくる。満潮時に泳ぐのは気持ちがいい。たっぷりのお風呂につかっているようだ。夏の暑い砂浜をあまり歩かなくていいからかもしれないが。
 満潮の今治内港を見るのも好きだ。岸につながれた漁船や渡船が、岸に迫ってくる。海は満々の水で、いまにも岸からあふれ出そうだ。その景色を見るたびに「あー満ちるっていいなあ」と思う。
 
でもここ、桜井河口港に関しては干底がいい。シラサギが群れて餌をとっている。飛んでいく。船が底までの姿を見せている。潮の流れが変わるのはいつだろう。流れが変わると水門を閉じねばならない。潮が川に入り込んでくるからだ。水門の管理をする人は大変だろうな。1日に4回はここにきて水門を開け閉めするのだからと思ったりする。鳥にも、人にもドラマを感じるからだろうか。私はここの景色が好きだ。
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 カワセミもいた。