$yamasan007の勝手にクラウド・ニュース解説!-マイクロソフトソリューション&クラウドセンター

富士ソフトとMS、協業強化で「マイクロソフトソリューション&クラウドセンター」を開設

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000025-rbb-sci

3月18日17時59分配信 RBB TODAYの記事。

<以下、私個人が勝手に解説している内容です。間違っているなら気軽にツッコミしてね。>

ザックリ書きますと、富士ソフトとクラウドとオンプレミスで両者一体となって、ビジネスを推進する事で合意した内容で、その一環として「マイクロソフトソリューション&クラウドセンター」を富士ソフト秋葉原ビル内(東京都千代田区)に開設したという事です。

クラウドに特化したセンターではないところもありますが、クラウドの機能と体感できる施設の用でもあります。
先んじて、NECは、似た施設を作っていますので、いよいよ各社日本ITベンダー大手もクラウド・コンピューティングの展開を真剣に考え始めたと言っていいでしょう。

ここでの注目点は、マイクロソフトがいよいよ本格的にクラウドの営業に乗り出して表に出てきた事でしょう。
クラウドと言えば、現在は、Googleやセールス・フォース(こちらは、CRMのSaaSではありますが)ですが、マイクロソフトもクラウド製品として、「Windows Azure」を大々的に売り込みを掛けており、次第にその勢力図を塗り替えようとしている状態。

Windows Azureって何?って方は、以下参照。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows_Azure

この「Windows Azure」は、主にPaaSではあるのですが、そのバックエンドにあるDCが世界でも1、2を争うものであると言われており、そのバックを背景に富士ソフトが徐々にオンプレミス開発からクラウド開発へ比重を移しつつある経営方針が見えます。

一方、NECも既にクラウド技術には、大きな投資をしており、実際、そのノウハウはインフラ的には、かなりのものになりつつなるものではないかと思われます。
そして、ITベンダー富士ソフトも従来のオンプレミスからクラウ開発へのシフト。
それもパブリック・クラウドへと参画し始めたところが、今のIT業界のクラウドの存在意義がどれだけ大きいのかを現しているかが見えます。

中には開発者としては、富士ソフトと直接的繋がりはないかもしれません。が、仕事柄、どうしても連携などでその様なクラウド的仕組みを知っておかなくてはいけない時があると認識すべきでしょう。

※3/21 8:18
[訂正とおわび:会社に誤りがありました。”富士通”ではなく、”富士ソフト”さんでした。会社名を訂正しました。]