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※導入や運用意向のある技術やサービス(規模別)

データセンター担当者が考えるクラウド利用とデータ保護、シマンテックが調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100317-00000011-zdn_ep-sci

3月17日10時51分配信 ITmedia エンタープライズの記事

<以下、私個人が勝手に解説している内容です。間違っているなら気軽にツッコミしてね。>

ザックリ書きますと、DC担当者のアンケートで「2010年の重要な取り組みについて、日本と海外では共通して7~8割超の回答者が「セキュリティ」「継続的なデータ保護」「バックアップおよびリカバリ」「ストレージリソースの管理」を挙げ」ているという事で、また、「日本では「データアーカイビング」、海外では「サーバ仮想化」も目立っている。」らしい。

で、要は、「データの安全性を確保しながら効率的に管理したいというニーズがみえると分析」されたと言う内容。

まぁ、当然と言えば当然な内容ではあります。
いくら、クラウドがデータの一括管理でやっており、費用面で有利としてもそのセキュリティや堅固性に不安を一般企業が感じないわけがない。

その不安を払拭する為にDC担当者は、今年度はその対策として如何にDCの安全性、堅固性などを示す事が急務となっている意識を持っているのが統計でも出てきたという事でもあります。

記事の内容では、海外ではクラウドへのIT資産の移行検討などが、やはり日本より多く、多くの日本企業は、クラウドへの移行は消極的であるとの結果も見て取れる。

やはりセキュリティ上の問題と可視性(雲=インターネットの先にあるデータの保管場所が不透明)なところが敬遠されている日本での大きな要因である模様。

しかし、「特に2000~9999人の企業は、そのほかの規模の企業よりも仮想化やクラウド、データ保護技術の導入に積極的な姿勢を見せている。日本企業も含め、これらの技術の利用を推進していくことが重要ではないか」とのコメントも記事にはあり、クラウドそのものを否定している傾向にはないようである。

要は、ERP的要素を持つ、クラウド・サービスが登場できる状況と環境さえ揃えば、クラウドを取り巻く市場は爆発的なものになるかもしれないと思った方がいいのかもしれませんね。