昨年5月に義父が亡くなり、長女も部活を引退し、少し落ち着いた10月に京都にある知恩院へ行った。

10月なのにまだ暑く、半袖に念の為パーカーを持って行った私。

ほっちゃんも半袖を着て帽子をかぶり、ばあちゃんに買ってもらったすみっこぐらしのカバンに、おもちゃ・お菓子・ハンカチなんかを詰め込んで前にぶら下げてたね。


正直ちょっと荷物になって邪魔だから『ほっちゃん、これ車の中に置いてっていい?』って聞いたら、持っていくと言わんばかりに掴んでいたっけな。

修繕中といえばいいのかな?

なんか工事してた記憶があるよ。

ばあちゃん(義母)はいつの間にやら御朱印ガール(ばあちゃんなのにデレデレ)になってたみたいで、並んで書いてもらってた。

あ〜なんだろう…

今思えば、これも何かの運命だったのかな?

ここで、ほっちゃんの数珠を買ったんだ。

じいちゃんの法要でも使うから、来た記念に買っとこうかって。

ママが好きなピンクの数珠。

長女も同じピンクで色もかぶるから、少し透明感のあるピンク色。

ほっちゃんは家に帰ってから喜んで腕につけて遊んでたな。

『壊れちゃうからだめだよ』って言って、大事にしまう私。



あれから2ヶ月…


こんな形で使うことになるとはね。


『ほっちゃんのものだから一緒に持ってってもらおう』ってパパが言ったから、小さな手にそっとつけてあげた。

ねえちゃんやにいちゃんの数珠を奪って、ビヨンビヨン伸ばして遊んでたね。

ねえ、ほっちゃん。

ママが選んだ数珠、まだ大事に持ってるかな?

本当は手元に残しておきたかったんだけど、ほっちゃんのものだから一緒に持ってってもらったんだ。

ほっちゃんに逢いたいな。

たまにすれ違う小さい子の顔を見たり、近所でお散歩している声を聞くと、すごく辛いし寂しいよ。


ほっちゃんのことを考えてブログを書いてるとね、なんでいえばいいのかわからないけど、時々息がし辛くなるんだ。


なんでだろうね。

去年のちょうど今頃、夫が庭にメダカの池を作った。

私が忙しくしていて、あまりお散歩へ行く機会がなかったほっちゃん。

お買い物が終わって車を停め、部屋に入る前に少し立ち止まって座り込みお庭の池を覗き込む。

『メダカさんいっぱいだね』

ジィーッと覗き込むほっちゃん。

ちょこんと私の隣に座り込み、会話があったかどうかも定かではないけど、そこには小さいけれど、確かに幸せな時間が流れていた。