心に残る曲といっても一曲だけではなく、何曲もあるのですが、その中の一曲を語らせてください。

 

先日,「朝メシまで」という番組で豪華観光列車「四季島」の整備員が紹介されていました。

私は鉄道マニアですが、一乗車で百万円もする列車は、あまりにも現実離れしていて、憧れはあっても興味はわきません。

ただその番組を見ていて昔の寝台列車を思い出しました。

ブルートレインもそうですが、古い客車を使った急行の夜行列車に乗った記憶がよみがえりました。

そしてその時に思い出した曲が小林啓子さんの「レイルウェイ・ララバイ」です。

 

 

YouTubeにこの曲がありましたのでリンク↑を貼っておきます。

 

皆様は「ディスカバー・ジャパン」という言葉は聞いたことがあると思いますが、国鉄の一大キャンペーンで、他にも「いい日旅立ち」「エキゾチック・ジャパン」などの有名なキャンペーンがありました。

この曲は「ディスカバー・ジャパン」と「いい日旅立ち」の間に短期間で終わった「一枚の切符から」というキャンペーンソングでした。

私が中学3年のころでした。昭和歌謡曲全盛で、私は天地真理は卒業したものの、ピンクレディやキャンディズに夢中でした。

曲の内容とかではなく、見た目だけで聴いていた曲ばかりです。

そんなときに聴いた「レイルウェイ・ララバイ」は心に刺さりました。

まるで寝台列車に乗っているような情景、夜行列車の車窓から夜が明けていく紫色の空、朝一番の車内放送で「おはようございます」と言う車掌の声、列車内の独特なにおいなどが浮かびました。

音楽で情景が浮かぶことは数少ないことで、大人の曲に出会った印象があり、思春期の私には強烈な印象が残りました。

列車で旅行するたびにこの曲を思い出していたのですが、最近は車の移動ばかりになり、この曲を忘れかけていた時に上記のテレビを見て思い出しました。

 

私の好みを押し付けるつもりはありませんが、きっと昔の旅がよみがえると思います。

よろしかったらお聞きください。