３月の始まりは
鎮守神社へ朔日詣から。
鎮守さまが近づいてくると
楠が風に揺れる音が
とても心地よく耳に届きます。
「あ。来たね」
「うん。来たよ」
そんな言葉を交わしているような
気がします。
向かう道中も
この土地で今日も元気に
歩き過ごせることを
土地さまへ感謝を伝えながら。
生きていることが
とてもうれしい。
そんな喜びと共に
３月のお参りを済ませて来ました。
あれよ、あれよと
桃の節句もやって来たと思ったら。
風に乗って
芽吹きの魔法でも
飛んでいるのか。
桃の節句にお迎えした
桃の枝のつぼみが
急に膨らみ花開き始めました。
家の窓を開けて過ごしていると
ふと気づくと、ふっくらと。
風に乗って
春の気配が届いたのかな。
そんな風に思っていました。
春の喜びが
見て取れるようで
心もふっくらと膨らむようです。
春のポカポカ陽気と共に
世界の彩りが鮮やかになるので、
心もカラダも
外へと向かいたくなる。
そんな季節がやってきますね。
春は「毒だし」の季節でもあるので
体と心に溜まった澱を
見つけて出していく。
そんな季節でもありますよ＾＾
心の片隅に追いやった気持ちや
忘れていた大切なことを
思い出すには、
植物たちが力を貸してくれますよ＾＾
