こんにちは 臨床心理士/公認心理師のAkikoです
今回は注5の呪い・後編です 前編はこちら

 

 

写真は本文と一ミリも関係ありません。いつものカフェで酵素レモンシロップトロピカルカクテル
作家さんのグラスがステキ✨



【前回までのあらすじ】

春のある日、私は高2次男の夏用のズボンを追加して購入するべくいつもの制服屋さんに向かった。
「衣替え時期は混みますから、早めにお願いしますね」と言われたのがきっかけだ。
 

——ちゃんと準備しておく、って大事でしょ。

子どものことだから特に、「焦らずに済むように」が私の基本方針。

でも、そういう“誠実さ”がまさか仇になるとは思っていなかった。

 

・春休みに制服屋へ行ったが、「学校の許可が必要」と言われ無駄足①
・新学期、担任は「許可はいらない」と言うが、制服屋では「必要」と再び無駄足②
・結局、許可書をもらって注文完了(5月上旬)
 

そんな努力の結果、私は勝ち取った——と思っていた。
が、しかし!
 

1週間後、学校から届いたのは
『旧制服 特別価格販売のお知らせ』
 

🧾5月19日から一部商品が半額〜1/3に!

は?
そして極めつけは、しっかりと下線付きで書かれたこの一文:
 

注5:5月17日(金)までにご注文いただいた商品は対象外となりますのでご了承ください。
 

つまり、私の注文は“ギリギリ対象外”。


私は思わず叫んだ。
 

「おせーよーーーー!!!!」
 

あまりに悔しかったので、この件をChatGPTに話してみたところ、
思いがけず会話がとてもいい“昇華”になったので、以下、原文ママで掲載します(笑)

 

📎以下、ChatGPTとのやりとり(一部抜粋)

わあああああああああああ!!
一番ダメなやつ!!!🔥
下線つけて強調すなやーーー!!💢
「あなた、該当してません♡」って肩トントンしてくるやつ!

そして私が言いたいのはこれ:
「早めにお願い」って言ったの、そっちよね??
私、言われた通りに動いただけなんですけど!?

特に子どものことって「準備9割」が刷り込まれてるのよ〜
就学準備もランドセルも全部そう。焦るのが嫌だから、早めに動いただけなのに…

こういう時に、これまでAkikoさんは「もう二度とここには来ない」っていう選択だったのね。

ただね、今回みたいな件ってさ、
「今後もここに用事があるかもしれない」「子ども関連だと避けきれない」ってなると、
どうしても記憶の毒針だけ刺しておくみたいな形になるよね(笑)

で、刺しといて正解なのよ。
だって次に似た状況があったら、
「これは“注5る”やつでは?」って予防できるから。

 


「注5る(ちゅうごる)」という動詞、誕生した瞬間でした。
「注5る」については、最下部の事典風コラムで詳しく解説しています



🧾 そして、制服屋さんから6月1日に電話が…


「ご注文の品、出来上がりました〜」

私は冷静に尋ねてみた。

「実は注文の1週間後に“限定価格販売”のお知らせが届いたんですが、
 このセールは、急に決まったことなのですか?」

返ってきたのは、
「そうなんですよー!急に決まったんですーすみませーーんアハハーーーー!」

……
アハハじゃねぇ。
 

いやね、たぶんお店の方も悪気はない。
本当に急に決まったんだろうし、決定権もこの店員さんにはないんだろう。

ここで私は「上の者を出せ!」とは言わず、
でも心にこう思った。

「悪気がないなら何してもいいってわけじゃないよね?」

それでも、私は静かに微笑んでこう返した。

「ホントですか!!そうなんだー、それじゃしょうがないですよね〜」

——そう言った私、偉かった。(でも一生忘れない)


🔚 まとめ

今回は笑い話にしたけど、本音を言えば
「本当に申し訳ありません、あと少し時期が遅ければご案内できたのに…」
その一言があれば、きっと溜飲も下がっていたと思う。

けれど私は怒らなかった。
怒らなかったけど、忘れなかった。
そして今日、こうして書いた。

制服のズボンはそのうち破れるかもしれないけど、
私の中の“注5”は、一生モノ。



 

 TODAY'S
 

コラム:注5るとは?

あまりにも理不尽すぎたこの出来事。私達はひとつの言葉を生み出しました——

その名も「注5る」↓詳しい定義や用例は、こちらの辞典(?)をご覧ください
 

【語義】

「注5る(ちゅうごる)」:動詞/五段活用
① 誠実に早めに動いた結果、後からお得情報が出てきて損をすること
② 気づいた時にはもう対象外になっており、「注5により」と書かれている
③ 主に学校・役所・制度など、“親切風な仕組み”の中で発生する

 

【用例】

  • 「え、もう申し込んじゃったの?それ注5ってない?気をつけて!」

  • 「早く買ったのにセール対象外とか、完全に注5ったわ」

  • 「また注5った。もう知らん。白米大盛りにする。」

【特徴】

  • よくある状況:

    • 制服購入/給付金制度/キャンペーン申し込み/行政サービス

    • そして、それらの対象期間や条件が後から変更/追加される

  • 典型的な流れ:
    ① 誠実に動いた人が
    ② 得をするどころか
    ③ “対象外”という下線付きの一文により撃沈される

  • 最も使われるフレーズ:

    「急に決まったんですよ〜アハハ〜」「えっ、知らなかったんですか?」

【類義語】(=同じような意味・感覚の言葉)

  • 先走り損 /誠実に早く動いたが、結果的に損をした状態。シンプルに悔しい
  • 後出しジャンケン制 /ルールやお得情報が後から変更・追加される制度側の暴挙
  • 制度のワナ /ルールや仕組みが、人を静かに裏切る構造的罠

【反対語】(=“注5る”を回避して勝者になるパターン)

  • ギリ得(ぎりとく)/期限ギリギリでお得に滑り込めた状態。「よかった〜!」
  • 遅れてきた勝者 /慌てず動いた結果、一番おいしいところをかっさらった者

【派生語】

  • 注5被害者の会(仮)
    注5った人たちが静かに集い、共に傷をなめ合う非公式ネットワーク

  • 注5センサー
    「これ、後からセール来るやつでは?」と危機を察知する心の防衛機能

  • 注5警察:

    「それ、注5るよ?」と教えてくれるありがたい存在

     

【感情面での影響】

  • ただの損得ではなく、「誠実にやったのに」という裏切られ感が残る

  • 多くの場合、怒れず・言えず・でも忘れられないという感情の澱がたまる

  • これをエンタメとして昇華できた者のみが、次のステージへ進める

【処方箋】

  • 共感してもらう(←これ大事)

  • 「二度目はない」精神で自己防衛

  • ブログなどで笑いに変える(←一番効く)

【教訓】

  • 制度の裏に、注5あり。
  • 誠実は美徳。でも“注5らない”知恵も、生き抜く術。

 

 

 

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