楽茶碗「秋思望月(しゅうしぼうげつ)」

菅原道真の秋思の詩、藤原道長の望月の詩。二人が権勢の絶頂期にあった時詠んだ詩にちなみました。

満月に照らされ影る紅葉。

道真はその詩を詠んだ翌年太宰府へ左遷され、藤原氏の時代へ。その藤原氏は道長がその詩を詠んだ後、徐々に権勢が衰え始めやがて武士の世へと移っていきます。




儚く、侘しいデザインになりましたが、小倉井筒屋さんの京都展チラシではそれをよく表現し掲載していただきました。




小倉井筒屋「大京都展」10月8日(火)まで


秋は催事の季節です。
昨年は夏にも催事をしていましたが今年はこもりっきり。
4ヶ月ぶりの出張です。

久しぶりに百貨店の照明の下に商品を置くと、染付の鮮やかさがとくに美しく思えました。



静岡伊勢丹
『伝統とモダンの競演 京都展』
9月4日(水)〜9月9日(月)
8階大催事場