なんか、「日本昔ばなし」 みたいなタイトルだが。

買物&散歩に行った時、サミットの近くに、「龍の井戸」 というポケストップがあったのだ。

バス通りからちょっと路地に入る感じ。

その道は通ったことがなかったので、今まで知らなかったらしい。

 

 

防災井戸だったのね。

 「覗きこむような井戸」 を想像していたのだった。

でも、これはこれでおもしろいスポット。

井戸のポンプの青に合わせて、龍も青っぽく。

そして、ちゃんと玉もある。

 

 

 

「まちかどオアシス」 って何?

ちょっとググってみると、「まちクエスト」 というアプリが引っかかってきた。

スマホの位置情報を使って、町を歩きながら、スポットを訪ねて、謎をといて、地域を再発見するようなアプリらしい。

あら、おもしろそうじゃない。

ご近所散歩の日々だから、ちょうどいいかもしれない。

やってみようかしら。

 

ところで、東京って、防災井戸多いね。

初めて存在を知った時、東京という都会で井戸というのが何か以外で驚いた気がする。

ウチの田舎、私がいた頃はそんなものはなかったと思う。

今はあるのかもしれないけど。

その昔は、ウチの実家にも井戸があって、私が小学校低学年の頃までは、この井戸だけで水をまかなっていた。

道路のアスファルト化が進むと、水量も少なくなって、普通の水道も引いたのだけど、当時の私は水道の水がまずくて飲めなくて、常に井戸水だけを飲んでいた。

あ、井戸水といっても、鶴瓶とかポンプではなくて、モーターで汲み上げていたので、普通に蛇口がら出てくる。

江戸時代みたいな想像をされても困るので、念のため。

で、その水もとうとう出なくなって、私が中学の頃の改築で井戸を潰した。

ただ、長年にわたり一家の大切な水をまかなってくれた場所を足で踏むようなのはバチあたりであろう、ということで、井戸のあった場所には、ちょうど炊飯器が置かれるように台所を作った。

その後、もう一度平成に入ってから改築しているのだが、やはり同じ場所に炊飯器が置かれるというのは変わっていない。

次の改築?新築?の時には、井戸があったことを憶えている人もいないだろうから、もう炊飯器は自由の身であろう。

50年以上たてば 「バチ」 も時効だろうし。

 

「まちかどオアシス」 他にもないかしら。

 

[2020年8月19日(水)]