家庭教師を派遣会社を通して雇う際に、「教材を買いませんか?教材を買うことで勉強の効率が上がりますよ?」といったような趣旨の営業を持ちかけられることが多々あると思います。今回はその教材を買うべきか否か、ということについて自分の意見を紹介してみたいと思います。
最初に結論を言ってしまえば、私は「買う必要はない」と思っております(早い)。その理由の主たる理由は「すごく高い」というところにあります。
家庭教師の派遣会社で教材を買うと1年で20~30万、中学3年分を買うと60~90万近くになってしまいます。ものすごく高いです!車が買えるかもしれません... というか90万とかになってくると家庭教師に支払う授業代よりも高くなってしまいます。本末転倒ってやつです。
その他の理由はとして「テキストの質が悪すぎる」ということが挙げられます。テキストの質がについてはいくつか問題点がありますが、その中でも最も問題だと思っているのは「問題数が圧倒的に少ない」ということです。
中学2年生で習う合同な三角形の証明に関するページを例として取り上げてみたいと思います。左ページは、「合同条件」のまとめやその例題、右ページは練習問題となっているのですが、仮定と結論を書く問題が4問、証明の問題はわずか2問しかありません。続くページに練習問題があるのかな?と思ってみてみると、もう話は別のこと(別の三角形)になってしまっています。
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あんなに難しい証明の問題がたった2問しか練習できないのですか!?
それでできるようになるのですか!?
それで1教科4万ですか!?
みたいな気持ちになります。そんな問題量でできるようになるわけないじゃないですか...参考までにですが、某1進のテキストでは同じ部分に6ページさかれていました、さすがです。6倍できるようになる!大手塾はこういうとこがしっかりしているからいいですね。
これならば、某公文や某学研の問題集を買ったほうがいくらかマシです。ちなみ、公文や学研の問題集ならば500~1000円くらいで買えます。しかも20万のテキストの2,3倍の問題数があります。19万5000円お得です。おめでとうございます。
また、生徒一人一人によって適した教材というのがあると自分は考えています。そして家庭教師はそういった教材をしっかりと選ぶことができます。生徒に合わない教材をやり続けてしまうと、伸びるはずだった成績も伸びなくなってしまうということがしばしばみられます。子供のことを考えるならば、教材選びは慎重になりたいところです。
あまり詳しくはかけませんでしたが、結論として「家庭教師派遣会社の教材は買わず、やってきた家庭教師に教材を選ぶところから始めてもらう」というのが今回の結論です。次回はなぜこんなことを書くに至ったか(←ここ重要)、ということを書きたいと思います。