今回は30代前半の関東の既婚女性から、
子供についてお話を頂きました。
『最近、子供の登校拒否?が話題ですが
将来、我が子がそうなったら心配です。
実際、学校に行かないってどう思います?
そんな時はどうしたらいいでしょう?』
当人は年収400万円で結婚5年目。
夫は年収600万円で子供が一人。
まだまだ子育てが大変かつ楽しい中
ふと、この話題が気になったそうです。
特に不登校の先々が気になる様子。
これは前回に続いて珍しい類ですね。
そして子を持つ親なら当然の不安かと。
落ち着いて先々を想像してみましょう。
さて、まずは基本ですが
『不登校は増え続けているのは確か』
取り巻くリスクは小さくありません。
まずは大局観を把握しましょう。
文部科学省の令和5年の統計によると
不登校が増え続けているのは確かです。
ざっくり小学生の2%、中学生の6%が
何らかの理由で不登校になっています。
また理由の筆頭はいじめ問題ですが他に
学業不振や親の影響も多い様子です。
特に明確な理由がなくても生活不調や
やる気が出ない等も大きく出ています。
早い話、今は些細なことでも簡単に、
そして多くの方が不登校の状態です。
ウチの子なら大丈夫…と考えるのは
ちょっと危ない考え方かもしれません。
こういう時は、強引に無視するより
起こった場合の対処法を備えたほうが
より大きな安心に繋がります。
まずは可能性として考えておきましょう。
さて、合わせて大切なことなのですが
『今は働き方、お金を得る手段は沢山』
学費を元手に考えるのも一案です。
間違いなく学校は大切な場所です。
学業を筆頭に、人間関係や社会ルール等
様々な人生の基本を学べるところです。
…ただ、大人社会という観点から見ると
学校とは「学歴を測る要素」に過ぎず
新卒時の応募資格程度の価値でもあります。
そして社会で生きていくことを考えるなら
とにかくお金を稼げれば問題ありません。
そして社会でお金を得る手段は豊富です。
今や様々な形の自営もできますし
投資家になることもできます。
それらの実績で就職できることもあります。
つまり必ずしも学校に行く必要はないのです。
代わりに、それらの基礎を
学校以外のどこかで学ぶことさえできれば
ムリに学校に行く必要はありません。
…ただし、進学からの就職に比べると
やはり相応のリスクがあるのは確かです。
相応の結果を出せるとも限りませんし
その場合でも転職が簡単ではありません。
なるべくなら学校に行くほうが無難です。
とはいえムリに学校に行くのもリスクです。
行けないなら、それはそれで子供を考え
先々を見据えた道へと導きましょう。
最後にちょこっと・・・
子供が不登校にならないか不安…。
子を持つ親なら当然でしょうね。
しかし現実問題、避けて通れません。
不登校になった場合の道を知っておき
親子そろっての安心に繋げましょう。
余談ですが、最近は不登校を含めて
子供を持つリスクが上昇傾向な様子です。
子沢山=幸せとは言い切れないからこそ
より慎重な家族計画が大切といえます。
子沢山なほどに高リスクといえますから
結婚後はしっかり計画を練りましょう。
なお、最近の婚活市場の実情を知りたい方
また最近の既婚夫婦の現実を知りたい方
そしてしっかりライフプランを通して考えたい方は
いつでもご相談下さいませ。