不倫にも色々あるかと思いますが、今までの私は不倫を全て同じように捉えていて、


『貴方ばかり良い思いをしてズルイ』

そう思っていました。


私が子どもの夜泣きで眠れない時も、
私が仕事と家事と育児と子どもの保育園の役員をやりながら、それでも仕事で疲れているであろう夫のことを思って休ませてあげようと、3人の子どもを連れて公園に行っていたあの時も…
貴方はドキドキワクワクな擬似恋愛の中で、天国にいるような気分だったの??と。



快楽に溺れて夢見心地な貴方
地獄に突き落とされた私


でも、この記事を読んで思ったの。


NAOKOさんが書かれている、地獄へ堕ちていく男性の姿、、、


『そうそう、取り憑かれてるようになってたなぁ…、目が死んでたなぁ…』と、当時のことを思い出しました。

その頃に子どもと撮った写真は、口角は上がっているけど、目が死んでる。
遊園地に行って撮った写真も、全く笑ってなかった。

次第に、目線はいつも斜め下、うな垂れて猫背、話しかけてもか細い返事だけで会話にならない、毎晩の深酒…鬱のようになっていきました。


私はてっきり、

『私のことを全然見ようとしてくれない…、もう私になんて関心はないんだろうな…私は出来の悪い家政婦さんってところなのかな…』


でも違ったんですね〜
夫と私は多分違う次元にいたんだろうなぁ。


もし、夫が天国と思っていた時間があったとしても、それは地獄で見せられた天国の映像だったのかも。


あの、ほら、アレアレ。
VRっていうやつ?
バーチャルリアリティスコープをさ、かけられてたんだね、きっと。


天国にいるような映像を見せられてさ、この時が所謂【不倫脳】ってやつかな。



でもある時、

『チャッチャラ〜♪
ここは地獄で〜したぁ〜♪』
って、VRスコープ外されて、実は地獄でしたドッキリ!みたいな。



快楽に溺れて夢見心地な貴方
地獄に突き落とされた私


ではなくて


地獄に自ら足を踏み入れた夫…だったのだろう。

しかも、地獄に別れを告げて、目に青タン作りながら蜘蛛の糸を伝って天国(家族がいる家)に戻ってきたと思ったのに、【不倫相手の妊娠】で、蜘蛛の糸が切れて地獄へ真っ逆さま!


夫は2度も地獄へ堕ちた。


私は?
私は地獄に落とされたのかね?


いやいや、思い出した。
私は夫に言ったんだ

『地獄も修羅場も付き合うよ』って。


そうだ、
私も自ら地獄の道を選んだんだ。
再構築って道を。

落とされたわけじゃなくて、自分で選んだんだ。

夫に『覚悟してるよ』と言ったのを思い出した。


選択肢は私の手の中にある。

そして、今の道を選んだことも私自身の意思・選択なんだと思い出したら、なんだか少し楽になった。

オススメのNAOKOさんのブログです。