こんにちは。
「ＩＴコンシェルジュ」こと、
ＵＴソリューションズ　吉川です。

ご存知の方もいるかと思います。

私は、ざっくりとした数字として

「８：２の法則」として理解してました。

少し昔のことになりますが、マクドナルドで￥３９０のセットで

販売していた時がありました。

当時の社長は、藤田田（フジタデン）氏です。

藤田氏もこの法則を利用したと言われています。

昼食の平均的な予算を１コイン５００円と考え、

「お客様はそのうちの７８％を使ってくれる」

と計算したのです。

そして誕生したのが「３９セット」でした。

ハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットを３９０円とし、

感謝の言葉「サンキュー」にかけて大ヒットを飛ばしました。

余談ですが、不思議なことに藤田氏が

亡くなった年齢も７８歳でした。

これは、19世紀にイタリアの経済学者

ヴィルフレド・パレート博士が、

さまざまな国や時期の国民所得配分について調査したところ、

「人口の20％が、富の80％を所有している」

ことを発見したことに由来する法則です。

・総売上の８割は、２割の売れ筋商品が稼ぎ出している.。

　→　飲食店でも２割のメニューが稼いでいるのかどうか

　　　分析してみたいですね。

　→　そこから、

　　　売れ筋メニューの変異型的なメニューが生まれるかもしれません。

　　　（誤解を覚悟で言えば・・・変異型・・・ウィルスみたいな表現ですね）

・総売上の８割は、２割の上お得意様がもたらせている。

　→その２割の顧客をつかめているかどうか？

　　会員カードをもとに売上やリピーター率を把握し、

　　LINE、インスタグラム、Twitterなどで、キャンペーン

　　情報の提供とかのＰｕｓｈ展開ができるでしょう。

・総売上の８割は、２割の従業員が生み出している。

　→　各従業員の状況を分析すれば、誰をリーダーにすればいいか、

　　　　リーダーのメンバー教育の方法も明確になってくるでしょう。

　→　重要なのは、同じ８：２の法則であっても、

　　　　レベルが違えば成果も変わってくるということです。

・故障の８割は、部品の２割に原因がある。

　→　これはとくに製造業でのことかと思います。

　→　まずはExcelで数値を把握するところからですね。

・仕事の成果の8割は、２割の時間内で生まれている。

　→　残りの８割の時間はあまり生産性に結びつく

　　　仕事になっていないということです。

　→　これは意外な話です。・・・私自身に置き換えた時、

　　　ほんとかな～？と感じています。

　　　これについては、私自身で分析、調査してみようと思います。

８：２の法則はマーケティング分析のほんの１つですが、

これを深堀するだけでも、かなりのことが見えてきそうです。

ぜひ、試してみましょう。

上の３つの絵は、TKC「経営の四季」より参照

尚、混同しやすい法則、類似した法則
　パレートの法則から派生したと考えられる法則として、

「働きアリの法則」、別名「2-6-2の法則」と言われるものがあります。

　これは、アリの集団を

「よく働く・普通に働く・働かない」に分けたとき、

よく働くアリが全体の2割、普通に働くアリが6割、

そして働かないアリが2割いるというものです。

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

ビジネスにも応用できる “７８：２２” の法則

ビジネスにも応用できる　“７８：２２”　の法則