寒い中、ビラ配り週間に突入!




一方的に一時金査定額を減額したり、夜勤回数が多くてもまともな対策を立てない会社に、組合は徹底的にやったりますよ!

権限もなく現場を把握していない弁護士や代表交渉員では話にならない!

決定権のある理事が、団体交渉の場に正々堂々と出てきて、組合や従業員と向き合ってほしい!

ビラの内容は以下!

それにしても、寒い!



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「冬のボーナス、査定額が減給!」


12月4日組合は法人と団体交渉をしました。その中で「冬の一時金査定額を下げる」という説明がありました。

説明時、冬の一時金は、既に支給処理も終わっているにも関わらず、急に査定額(B 評価が、一万→五千円。C 評価が、五千円→ゼロ)を減額するという内容でした。これは明らかな不利益変更です。

山紀会の介護事業部は、一時金の査定部分の原資は、処遇改善加算金(介護職員の処遇改善のための公的資金)を使ってきました。処遇改善加算金の使い方は、会社の判断で勝手に変えられるようなものではなく、労使の協議や、職員への事前説明が必要です。そういった作業を一切行わず、変更は許されません。

また、原資がないというのならば、会社負担で一時金アップできないか、利益がないなら経営状況を明らかにするなど、検討すべき事案です。

それら一切の事前説明や協議を行わないまま、一時金査定額を減額することは納得できません。組合は徹底的に追求していきます!!

 
「山本第一病院ヘルパーの夜勤10回!」
 
2017年12月、山一のヘルパーさんの夜勤回数が8回~10回となっています。
 
夜勤が10回なんて、日勤があるかないかの夜勤専従と変わりません。
 
組合はこれまで山一ヘルパーの資格手当アップや、賃上げについて何度も交渉を続けています。あまりにも給与が安いため、正職員の求人がなく、三分の二が派遣職員に頼らざるを得ない状況です。
 
そもそも、ヘルパーの資格手当が介護事業部より病院の方が安い(介護事業、介福20000円、ヘルパー2級10000円。病院介福10000円、ヘルパー2級5000円)というのも格差も問題です。組合は資格手当てを病院を介護事業部と同額にするように交渉を続けています。
 
しかし、法人は1年近く組合からの要求に対して誠意ある回答は出さず、「夜勤が10回」になっても、まだ、ヘルパーの処遇改善や賃上げについて、求人状況の改善に乗り出そうとしません。これでは、現場は持ちません!組合は徹底的に交渉していきます!
 
 
「私たちの処遇改善加算金が危ない!」

ボーナスもあげてもらえず、給与もなかなか上がらない。今年度から10000円上がったとニュースでは言うけど、処遇改善加算金はどこにいっているの(処遇改善加算Ⅰの場合、一人月額約37000円)??と思っている職員さん多いと思います。
 
山紀会は処遇改善加算金を定期昇給や一時金、資格手当ての資金にしているため、他の事業所と違い処遇改善加算金がとても分かりづらくなっています。
 
このやり方は違法ではありませんが(そもそも取り決めがはっきりしてない!)法人の財源を使わず処遇改善加算金だけをアテにした、昇給や一時金支給を何年も続けています。
 
このままだと、処遇改善加算金の制度がなくなったときどうすんねん!と言う話です。また、長年働いて定期昇給を繰り返す職員と新人職員との処遇改善加算の分配の格差は高額です。本来、定期昇給や一時金査定額は会社利益からの原資投入も必要です!
 
組合は、これについて何年にも渡って交渉をし、健全な仕組みに変えていくよう提案しています。
 
 
「60歳以上の皆さん、今こそ声をあげましょう!」

山紀会で働く60歳以上の職員には定期昇給がなく、一時金がある職員とない職員がいます。と、いうか、またまたいい加減な話をしています。
 
60歳以上の職員も年齢に関係なく業務は同じです。人員基準も1とみており、処遇改善加算金が支払われる対象ともなっています。
 
でも一時金や昇給がなく、年度末の残った分配金だけをもらうのってどうなんですか?皆さんそれでいいのですか?
 
組合はこの60歳以上の、働く職員についても1年近く交渉をしています。前述の通り、法人はまともな回答をしません。
 
いったいどうなっているの?
 
理事長に聞きたい。山紀会の理念である、
 
「最良の医療と介護サービスの提供により、すべての人に満足感と幸福感をもたらします」?
 
私たちは満足していません!組合との交渉に一度も向き合わず、責任のない代表交渉員に任せそれでいいのですか?
 
働く職員が満足感、幸福感をもたず、まともな医療、介護サービスができますか?
 
理念を全うするために、まずは理事がちゃんと職員の声を直接聞くべきです。組合は職員が満足し幸せになるために法人に対して意見をしているのです。声も聞かずに理念は実行できません!


最近の成果

・理由なく夏一時金を減額された組合員に減額差額分支給されました!

・退職時、有休買い取りがありましたが、今後は退職時、有休消化する、また有休を取りやすいようにすると約束しました!

・今年度処遇改善加算、12月支給分は十万円分配予定!

・パート職員の定期昇給!

労働組合は、数が力です。会社は、従業員がいなければ成り立ちません。一人でも多く組合に加入すれば、賃上げや労働条件を改善させるのも、有利です!是非、参加ください!

最近の会社との団体交渉議題や結果、労働委員会での争議状況など、その他諸々の情報は「ケアワーカーズユニオン山紀会支部」とblog検索!