尿路感染症
初めに単純性と複雑性とは単純性→閉経前の女性複雑性→上記以外<診断>実は簡単ではない細菌尿の存在膿尿の存在:基本的に膿尿の存在は尿路感染のよい指標3~4割程度が血培陽性<侵入経路>上行性→ほとんどの尿路感染症はこのメカニズム血行性→黄色ブドウ球菌による菌血症や心内膜炎では、頻繁に腎に膿瘍を形成★尿中にカンジタ、黄色ブドウ球菌、サルモネラなど認めたら注意<起因菌の推定>PEKProteus E.coliKlebsiella一番多いのは大腸菌●処方例内服セファレキシン(ケフレックス)1回500㎎1日4回 10~14dayレボフロキサシン(クラビット)1回500㎎1日1回 5dayST合剤(バクタ)1回2錠1日2回 10~14day点滴セファゾリン1回1g1日3回 10~14日間セフトリアキソン1回1g1日1回 7~10日間メロペネム1回1g1日3回 7~10日間セフメタゾール1回1g1日3回 10~14日間(ESBL産生菌)※無症状の尿路感染症ではなく有症状の尿路感染症急性腎盂腎炎の治療の効果判定グラム染色⇒抗菌薬投与後数時間で変化が出てくる腎盂腎炎の治療効果判定は24時間以内に行おう男性の細菌尿の場合、前立腺炎は必ず考える尿路感染=腎盂腎炎という考えではときに足をすくわれる前立腺炎で直腸信マッサージはダメ、、、、敗血症を来す可能性大前立腺炎におけるPSA測定急性前立腺炎の場合、血中PSAは診断の助けになる前立腺炎では上昇する事がある前立腺肥大症の治療薬であるアボルブ感染症プラチナマニュアル Ver.7 2021-2022Amazon(アマゾン)1,912〜6,050円レジデントのための感染症診療マニュアル 第3版Amazon(アマゾン)1,080〜26,450円やNSAIDs、サイアザイド系の利尿薬を内服している患者だとPSAが低く出る<尿定性の活用をしよう>尿路感染症に関連のある項目尿pH⇒通常はpH6.3(4.6~8.0)多くの細菌はpH≦5になるとほとんど増殖する事ができないのでpH≦5の尿路感染症は稀尿pH>8の場合、ウレアーゼ産生菌であるプロテウス・モルガネラ・クレブシエラによる細菌尿である可能性が高い亜硝酸塩⇒大腸菌を始め多くの腸内細菌は亜硝酸塩を産生するが、腸球菌などのグラム陽性球菌は酵素を持たないので亜硝酸塩は産生しないその為、細菌尿の感度41% 特異度91%であり感度が低い膀胱内の貯留時間が短いと検出できない ビタミンCによって偽陰性となるので注意白血球エステラーゼ膿尿の有無を検出できる尿路感染以外でも、間質性腎炎・糸球体腎炎などの無菌性膿尿の可能性もあり※感度、特異度ともに高い検査としてはグラム染色!!!グラム染色で細菌を認めない場合、尿路感染症は否定的である。