3男坊の最後の夏・・・
高校3年の夏である
今回は、新チーム(最高学年)~甲子園予選
2年の夏が終わり、新チームへと移行。
このチーム非常にバッティングが良く期待感あるものの、1年生大会も初戦敗退とどんなチームになるか楽しみ。
夏休みも後半、練習試合が始まる
このチームは、ある基準を超えないと練習試合を行わず、ひたすら練習を繰り返す。
前年チームよりは比較的早く練習試合解禁となった
さてさて、試合の方は、まぁ打つわ打つわ、ほとんど10点以上の得点で見てて面白い。
3男坊も、主軸(3・4番)と2番手クラスの投手として貢献
3-4番手が投げる試合は負けることがあるが、それ以外は負けなしで
いざ秋大
実力はある。でも1年生大会1回戦負け。練習試合もほぼ負けなし。
どのような大会になるか、選抜甲子園も狙い負けられない戦いが始まる。
いざ、初戦。
3番-投手で先発の3男坊…見てるこっちは、胃が痛い
直前の練習試合では、ほとんど失点がない順調な仕上がりも、公式戦は違う。
やはり緊張か…いつものリズムとは違う。
強力打線も序盤はあと1本が出ず、3回の1点。
3男坊はいつものリズムと違うことから、3回まで失点ゼロも降板。
その後は、打線が爆発し結局5回コールドで勝ち上がり。3男坊も3安打の活躍。
終わって見れば幸先良いスタート。
続いて2回戦
この試合も、3番-投手で先発。
1回戦同様、リズムがイマイチで、4回無失点で降板。
その後、5回に次の投手が3失点し、アップ出来ていないエースを緊急登板することに
実は、相手投手はプロ注選手で初回に立ち上がりを攻めて3点奪ってたのが幸いだった。
結局、4-3の1点差で逃げ切った。
最強打線も5安打に抑え込まれ、試合後ミーティングではノーヒットの3男坊も大雷が落ちることに⚡
続く3回戦。
対戦相手は、夏の覇者で甲子園出場チーム、エースはこちらもプロ注選手で接戦を予想。
我がチームは今大会初のエースが先発。
序盤は相手優位で1-2の劣勢の展開。
だが4回相手投手の制球の乱れと、打力を生かし一挙5得点し逆転。
続く5回も打線爆発で5得点と、まさかの7回コールドで勝利。
3男坊は、3番-ファーストで出場もノーヒットと貢献できず
あと2つ。地方大会が見えてきた。
続く準々決勝は、1年生大会の覇者チームで、前年チームから多く試合に出ているチームで優勝候補筆頭。
この試合も3番ファーストで出場。
試合の主導権を握り、優位に進める。
確かに、2回戦からプロ注投手と対戦してきた甲斐があり、打線好調で7回終わった段階で3-0
ただ、この試合はエースの調子が良くない。
特に5回あたりから制球が乱れ気味で疲れも見える。
このまま逃げ切れるか??
と思った矢先、8回から3男坊登板
うぅぅぅぅッ最強に胃が痛い
いきなり、相手4番打者にHRを打たれ、余計胃が…
だがそんな心配も、その後はスイスイなげシャットアウト
優勝候補筆頭に勝ったため大盛り上がりの選手とスタンドだった
いよいよ次勝てば地方大会へ進出となる。
相手は、強豪チームも練習試合では10点差以上の差をつけ勝ったチームと。
準々決勝が大きな山であったことはチーム全体の認識だった。
だがそこに落とし穴が…
打線は今まで通り悪くないものの、エースに疲労が目に見えて見える。
球走ってない、制球悪い。
6回2/3 7失点で降板、その後3男坊が1失点で、まさかの敗戦。
この「まさか」が敗因ではないか。
練習試合は練習試合、公式戦で勝ってなんぼだろ。
試合後のミーティングは荒れる荒れる
慢心は選手だけはない。当然、親も指導者にもあったはずだ。
高校野球の最終学年の1つ山(秋)は、後日行われた3位決定で勝利し、3位で終戦。
これから冬を超え、春が来るとあっという間に最後の夏がやってくる