10年経っても忘れない。職場で聞いた言われたあんなこと

10年経っても忘れない。職場で聞いた言われたあんなこと

職場で聞いたことや言われたことを書いていこうと思っています。

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以前の職場での話です。





私の指示通りにできなかった27歳の後輩が、


泣きながらこんなことを言ってました。





後輩:「こーじさん、俺、居酒屋でアルバイトしたことあるっす」


こーじ:「へぇ」


後輩:「そこでも上司の指示通りに仕事ができなくて、よく怒られたっす」


こーじ:「その職場のことは知らないけど・・・」


後輩:「俺、ビール飲まないっす」


こーじ:「・・・」


後輩:「だから、よくわからなかったんですが」


こーじ:「何の話?」


後輩:「その居酒屋ではビールの注文が入ると、」


こーじ:「・・・」


後輩:「1杯目はビールをジョッキに注いで出すんです」


こーじ:「そりゃあ、そうだろうねぇ」


後輩:「でも、2杯目からはビールの注文でも発泡酒を出すんです」


こーじ:「!?」


後輩:「俺、ビールの注文が入ったら、ビールを出すもんだと思ってたから」


こーじ:「・・・」


後輩:「2杯目からはこっそり発泡酒に変えて、料金はビール代を取るって知らなくて」


こーじ:「そう・・・」


後輩:「俺、どこに行っても仕事ができないんです!(号泣)」




彼は私からの


「夕方5時にその日の作業ファイルを提出」


という、どんなバカでも出来るであろう指示を2週間連続で守れず、


時計の読み方がわかるかどうか聞いたら上記の話を始めました。





世の中にはいろんな所にいろんな人がいます。

以前、契約社員として働いていた職場でのこと。



忙しかったので、ほぼ毎日残業してました。




すると、残業の必要がない派遣の人たち


小遣い稼ぎをすると言って残業を始めた。




手口は、


勤務時間中はとにかく仕事をやらない


誰かに話しかけられれば


とにかく話を膨らまして、手を休めて時間稼ぎ。




煙草を吸いに喫煙所に行くときは


誰かを誘い、30分以上もの間、一緒に時間稼ぎ。




そして終業時間が近づくと必死に仕事をしているふり


就業時間に仕事が残っているということで


夕食、喫煙、だらだらと残業。





そのプロジェクトチームの責任者だった私が注意すると


「仕事を一生懸命したら怒られた!」


と上層部に報告するという


どうしようもない状況が続いていました。







そしてあるとき上層部から、


「不要な残業はさせるな」という命令が下り、


各プロジェクトチームのリーダー集まるリーダー会議が開かれた。






その会議の時に


その中で一番権力がある人が言ったキチガイじみた発言






「たばこを吸わない人は休憩が必要ないはずだから、休ませず働かせろ。」




他のリーダーたちは


「えっ?」


という顔をするだけで何も言わない。






リーダーの中で最年少だった私が


「たばこを吸う人は休憩するんですか?」と聞いたら、


「当然だろ!たばこぐらい吸わせろ!




喫煙者だけが休憩するのはおかしいと主張しましたが、


なんとその意見が通ってしまいました。





煙草を吸わない人たちは


その日から休憩のためだけに喫煙所に行き、


喫煙所の外でただ立ち尽くして時間をつぶす。




煙草を吸わない私は朝9時~夜10時過ぎまで


トイレのための1~2分と昼食の15分以外は


勤務場所で仕事をし続けるという


誰がみてもおかしな状況に。






基本勤務時間が9時~18時だったのですが、


喫煙者は9時からの朝礼が数分で終了するとみんなで喫煙所へ




30分ほどしてダラダラと戻ってきて仕事をしているふり。




10時頃になると喫煙者が集まって喫煙所へ。



30分ほどして戻ってきてダラダラと仕事をしているふり。




11時30分頃にも喫煙所へ。もどってきて昼休み。




昼休み明けの1時になるとみんなで喫煙所へ。



2時30分頃にも喫煙所へ。



4時頃にも喫煙所へ。



そして5時30分頃に必死の形相で仕事をしているふり



そして18時であがる人たちがいなくなると


「帰りたくても帰れない」と被害者のようなことを言って


残業としてカウントされる18時から夕食ということで外出。




1時間ほどして戻ってきてダラダラと仕事を始めるふり。






やがてこれがエスカレートし、


18時から夕食に行く喫煙者たちは


20時30分頃に戻ってきて、ダラダラ仕事をするふり。



21時頃に「もう、こんな時間まで頑張ったから帰ろうぜ」


ということで帰宅。





次の日、奴らは出勤すると


22時頃まで働いている私が気に入らないらしく


「こーじさんは残業代をぼったくっている」


と私に聞こえるように陰口。






これが1ヵ月以上続いたでしょうか?




誰かが上層部に報告したらしく、


私への言葉での嫌がらせは減ったのですが、


喫煙者たちは色々気に要らなかったので不満タラタラ。




結局、不況になって彼らが契約更新されなくなるまで


この状況が続きました。



今はその会社に派遣さんは一人もおらず、


私は別の職場にいます。



ずーっと前にいた職場。


1990年代の話です。




電化製品を製造する会社に


常駐するという形だったのですが、


ある時突然、現場のリーダーが交代。



その新しいリーダーが40歳くらいの人で


ちょっとおかしな人だった。




彼の口癖は


「仕事は二の次。楽しい職場にする」





私はこの意見に異議を唱え、


「仕事をしっかりやって、楽しい職場に」


と主張していたのですが、


一切受け入れてもらえなかった。





新リーダーがよく言っていたのは


「仕事ばかりするような職場にしたくない」





何を言っているのかよくわからなかったけど、


要は、会社の経費で飲み食いする、


そのためにいくらでも会社の金を操作できる。


だから残業はしないし


勤務時間中も会話を多くして


夜の飲み会に備えて親睦を深めておく、


ということだったらしい。






就業時間が近づくと20代の女性アルバイトに声をかけ、


会社を良くするために意見を聞きたいと誘い


飲み会をする。





はじめ女性アルバイトたちは


中年男性が連日しつこく声をかけてくるので


かなり気味悪がっていたが、


参加した女性アルバイトたちが


「あの人についていけばタダで結構良いものが食べられる」


と評判になり、


やがて男性従業員たちも


「あの人についていけばタダで合コンができる」


と大人気。





私は


「常駐先から仕事がもらえなくなるから仕事だけはしっかり」


と言っていたのですが



「君は経営なんか考えなくていいんだよ」


と爆笑するだけ。




結局、私一人が孤立することになり、


新リーダーが言う「楽しい職場」が実現。





私は「仕事しかしない、付き合いにくい超まじめ人間」


ということになり、会社全体の成果は急減。





常駐先から何度も怒られても


新リーダーはおかまいなし。





やがて、私は他の会社から引き抜かれたのですが、


職場は急激に衰退。




あのバカリーダーは


「不況だから仕方ない。時代だから」ということで


どんどん男性アルバイトを辞めさせ、


結局自分にとって都合の良い人材を数人だけ残したが、


会社内で白い目で見られる状況も改善されず


復活することなく数か月後に消滅。





不況から立ち直れない原因の一つに


上司がバカだからという持論があるのですが、


この職場はまさにその典型でした。


10年以上前の話です。



ある宅配業者


荷物の仕分けのアルバイトをしました。



期間は一週間だけだったのですが、


すごい現場を見たと思いました。





どんどん流れて来る荷物の配送先を見て


自分の担当のものを取っていく。




その時なんですが、


みんな荷物をぶん投げるんです。





特に大きくて重い物などは思いっきりぶん投げる




そうしないと


どんどん荷物が流れてくるから間に合わない、


という理由があるんでしょうが、


それにしても乱暴すぎる。






だから当然、破損するものが出てきます。


続出です。




引っ越しのための食器が入った段ボールや


ビンが入った段ボールなどは


割れた音とかわかるんですよね。





ビンの中に液体が入っていて


漏れ出してきてたのもありました。




悪いのは梱包があまい利用者側だとう態度。





とにかく乱暴なんです。



四角い荷物の角がつぶれているなんていうのは


あたりまえでした。






苦情がこないのかなと思っていたある日、


始業前の責任者のあいさつで、





「ワレモノ注意の張り紙だけは注意して見るように。」




当然注意しなければいけませんが、


「張り紙だけは」というところが引っかかりました。


続けて責任者が、




「ワレモノ注意の張り紙が貼ってなければ、責任はこちらにはないから」





ワレモノ注意の張り紙がなければ客側のミス。


驚きましたが、そういう方針なのだそうです。








そのアルバイト先の先輩方もあきれていましたが、


とにかく安さが売りなので仕方ないのだと言っていました。



「こういうの、慣れてかないと。」


「嫌なら ネコ の方に行ったら?」





仕方ないワケないですよね。


雇う側も雇われる側もそういう考えのもと仕事をしていた。


まあ、10年以上前の話です。







我慢できないので一週間で辞めました。






私は荷物を送るときその業者を利用したことがない。


良い評判が聞ける日が来ることを期待しています。


ある会社でのこと。


社員教育ということで


全従業員がセクハラについて


講習を受けることになりました。





講師は若い女性。



仕事の都合上


たまたま男性のみ数十人が受けることに。





受講する社員が会議室で待っていると


女性講師が入室し小冊子を配布。



「今から30分ほどで全部読んでおいてください」


全員が読み始め30分ほど経過。



さっきの女性講師が再び入室。




「全部読み終わりましたか?」



全員が読み終えたことを確認すると


「今日の講習の内容はそこに書いてあることがすべてです。


これでセクハラ講習を受けたことになります。」




そんなもんかと思いましたが、


次の言葉に驚きました。





「みなさんは男性ですのでセクハラをする可能性が高いから


社内では気を付けてください。」






全員絶句。



男だからセクハラをする可能性が高い?




セクハラとは


「異性に対して」「同性同士」で起こりうるもの。



そして男性から女性とは限らない。



女性から男性へのセクハラも問題になっている。



「男のくせに」とか


「男らしくしなさい」とか


「男なんだからこれくらいやりなさい」とか


いろいろ問題になってますよね。






明らかに女性セクハラ講師による男性社員へのセクハラ


しかも「社内では気を付けてください」って何?


社外でも気を付けることだろ?





本当にびっくりしました。


私が受けた唯一のセクハラです。