「イノベーション欠乏症が日本を滅ぼす」
小林三郎・元ホンダ経営企画部長が講演の内容は、20年前なら
誰一人聴衆する人はいないだろう。なぜなら自ら、気付き何を
どうすればいいかが浸透していたからだ。
この公演を聴衆している方の後ろ姿を見ると、明らかに20年前も
サラリーマンじゃないか、同じマインドを貫かなかった結果、
現在の状況を引き起こした。
恐らく多くの方が気付きを取り戻し共感し、充実した一日を過
ごしたでしょう。
問題は、翌日から自社で、気付きを実践できるかが問題だ。
私は無理だと思う。
心は上書きできても直ぐには身体が動かないのが人間だ。
また他者は気付く事も敬遠する方達、そんな状況を助長する背景
が蔓延してるから、
いつの間にか、再びあと５年、何とか企業内に残るための策略を
考えている自分に違和感は無くなり、気付きの感情は、脆くも蒸発
してしまうのだろう。