とても久々の更新となりました。

 

6月議会 初めての一般質問を行いました

質問「中学校給食の在り方の見直しを求めて」①

学校給食の根拠法ともいえる「学校給食法」。

~学校給食法~

「学校給食が児童生徒の心身の健全な発達を資する」とあり、この法を維持するための「学校給食実施基準」には「給食はすべての児童生徒に対し実施されるもの」とされています。

 

東村山市の中学校給食に対する考え方に疑問があることを質問しました。

 

東村山市の見解

「学校や設置者(東村山市)側の理由により全ての児童生徒に提供しない、一部のみ提供する・しないとならないように規定されているもの」とのことです。

 

~山田たか子の質問への回答~

全生徒対象にスクールランチ(注文制弁当)の説明を行い、生徒や保護者の意向も尊重し選択制としているので、全員が利用できる状態であるとの答弁でした。

 

昨年、私は共産党市議団と一緒に

「給食の選択制を良いとする見解ではない」と、文部科学省の懇談において確認してきました。

現在のスクールランチを利用する生徒は49.2%。約半分です。この5年間において平成27年度の59%をピークに年々下がり続けています。

平成(年度)

26

27

28

29

30

全校平均喫食率(%)

54.9

59.0

55.2

52.1

49.2

 

スクールランチを利用しない生徒・保護者の声

♠冷たくて美味しくない。

♠美味しくないと聞いたことがあるから利用しない。

♠生徒自身で計画的に事前予約をする必要があり、そうした事が不得意な子は利

  用できない。

♠小学校のようなアレルギー対応がなく、相談にものってもらえない状況では、利

  用できない。

 

このように、全員が「選択制」ではないのが実態です。質問では、こうした切実な声を届けました。

保護者の方からは他にも、「中学校も給食だと助かる!」そんな声を沢山伺います。ところが同時に…「東村山は仕方ないでしょう?」と諦めの声も。

市長は中学校給食で「保護者や中学生から強く改善を求められたことはない。」と言います。

私たちと一緒に、諦めずに皆さんの声を届けていきませんか?