◆ 登山、と言っても、観光登山で、

頂上のかなり近くまで専用シャトルバスとワンボックスを乗り継いで行って、登るのは大した距離ではなかった。

↑天気はイマイチだけど、すごいお客さん。

↑ここで入場制限が掛けられてて、ある程度の時間で十数名くらい適当な人数を係の人が入れていく。

↑山頂からは天池(てんち)と呼ばれる池が見える、ハズ。

事前情報によると天候の関係で見れる確率は3割程度らしい😨

果たして・・・

↑見えました！

ちなみに対岸は北朝鮮である。

↑赤い星印が、中国側の山頂。

標高は2,744m・・

でもこの標高は地図の青三角の白頭山の高さで、中国側はもう少し低い。

↑ウィキペディアの「白頭山」から借用。晴れれば北朝鮮側がパキッとみえるらしい。なので頂上では最前列の人が晴れるのを待ってずっと陣取ってるので、写真は腕を思い切り伸ばして、彼らの頭越しに撮った。

人が多すぎて、なかなか肉眼で見ることができない・・

↑天池が見えるポイントの幅は狭い。

十数m幅のポイントが3箇所くらい。そして絶好ポイントはこの人だかり・・・。

前から３列目くらいまでは、雲が晴れるのを待っているのか、全然動こうとしない・・・

↑人が空いてる所からはこんな感じでしか見えない。

↑こんな感じなので、

肉眼では一瞬しか見れなかった・・・

↑標高はどうやら2,660mのようだ。

↑下りも大渋滞・・

↑　お土産屋さんもあるけど、まぁ、こんな感じ。

（もっと大きいお店が、ワンボックスとシャトルバスの乗り換え場にあった。）

気温は７℃だったが、風はなく、持って行ったダウンを着ることはなかった。

↑そして帰りのワンボックス乗り場もこの状態・・・

ここはマイカー規制で、専用ワンボックスとシャトルバスで登ってくる。

料金コースが2つあって、VIPコース(602元：1万2千円ちょっと)と、一般コース(320元：6千400円ちょっと)で、

VIPコースだとバスもワンボックスもバンバン来て、10分程度しか並ばずに済むけど、一般コースはそうとう待たされるみたいで、列が全然進んでなかった。

↑グループとか関係なしに、10名単位でワンボックスに押し込まれて乗り込む。

↑ワンボックスは、運転手さんに聞いたら(運よく通訳さんと乗り合わせた)、全部で210台あるんだそう。

↑こんな下り坂をめっちゃ飛ばす！

カーブでは車内で悲鳴が飛び交う😨

ワンボックスは登りも下りも20分弱程度の乗車時間。

登りもガンガン攻める。

↑下りの途中で雨が降ってきた。

天候が崩れる前に天池が見れてラッキーだった。

↑ワンボックス乗降場はこんな感じでたくさんのワンボックスがひっきりなしに出入りしている。

このあと、大型シャトルバスに乗り換え、長白瀑布（滝）、緑淵澤、小天池、地下森林を見て回った。

早朝にホテルを出て、９：３０に大型シャトルバスに乗り換えてから帰りのバスに乗るまで７時間。

VIPコースだから待ち時間が少なくて色々回れたが、一般コースだと、１、２か所しか回れないらしい。

↑　乗り換え場の売店。

フランクフルトっぽいソーセージが人気。

カップヌードルを食べてる若い人も多かった。

↑　お土産は子供向けが多い印象。

↑　乗り換え場の一般コースの列。

↑　テントの後ろまで人でいっぱい。とにかくすごい人数だった。

↑　長白瀑布へ移動（バスで約１０分）。

遠くに見えるのが滝。

落差６８ｍで、中国東北地方最大の滝である。

ここから５００ｍ弱先の「温泉広場」から、さらに５００ｍほど歩いていくと、

滝の全容が見えるらしい。

小雨のなか、前進開始。

↑　売店のあるところまで着き・・

↑　湯気がもくもくと上がる「温泉広場」の中の遊歩道を進んでみたが・・・

↑　なんと！その先は通行止めになっていた・・・がーん！！

警告版には「気象状況が悪いので終日閉鎖」と書いてあった（もちろん中国語で）。

「温泉広場では、滝を遠くからご覧いただけます」ってかいてあったけど、

↑　手前の森がジャマをして、バス停より全然っ見えない！マジか・・・

↑　でも、雨も上がり、温泉広場からの眺めはとても素晴らしく、けっこう楽しめた。

↑　温泉卵が売っていたので、買ってみた。

３コで１０元（約２００円）

普通の鶏と、白っぽいのは薄水色で、アヒルの卵だ。

アヒルの卵は中国では街なかでも普通に売られている。

もちろんノーマルのほうを買った。

↑　この売店には軽食とお土産があった。

軽食はやっぱりソーセージとカップラーメンの二択。

店内は狭く、展示してあるお土産のすぐ前に食卓があるので、

お土産を近くで見れない。

食べてるおじちゃんやおねーさんの背中にぶつかりながら、

すみませ～ん、と日本語で謝りながら通り抜ける。

↑　この辺りも、標高２，０００ｍらしい。

↑　もっと近くで滝を見たかったなぁ・・と後ろ髪をひかれつつ、

次へ移動。

↑　駐車場にあったトイレ。

↑　入ってみると・・・

↑　こんなオブジェが・・・

↑　滝からバスで５分ほど移動。

緑淵澤の入口。

↑　確かに、緑色の、淵、です。

↑　中国は大陸が広すぎて、河川の高低差がほとんど無いので、

流れが悪く、市内の川とかはお世辞にもキレイな水とは言えない。

けど、ここはさすがに源流に近く、けっこうキレイで、見ごたえがある。

↑　緑淵澤をあとにして・・・

↑　駐車場を通り抜けて反対方向に進み、小天池を目指す。

↑　なんとなく、上高地を彷彿とさせる景色だ。

↑　迫力ある渓流を眺めながら歩を進める。

↑　小天池までは約２０分ほど。

↑　登りメインの歩道を歩いていくと・・・

↑　・・・・・

ただの池だった。

たしかに、中国にしては水がキレイ。

でも、ただの池だった・・・

↑　湖底がはっきりと見え、透明度はかなり高く、澄んでいる。

↑　湖畔に、

売店かな？と思ったら・・

↑　宗教施設だった。

↑　観光案内には「小天池」と載っていたが、「銀環湖」が正式名称らしい。

バス停に戻り、次へ移動。バスに乗ること、５分少々。

次は地下森林（谷底森林）である。

↑　バスを降り、森林の中を片道１．５キロ歩く。

↑　入口の看板。森しか写ってないけど・・・

↑　２０分ほど歩いた先は、

やっぱり森しか見えなかった・・・・・マジか・・・

ただの森林浴だった。

帰りは登りで３０分弱。

わたし的にはある程度、満足はしたが、

一緒に来た同僚の中には、バスから降りずに寝て待ってる人もいた・・・

ちなみにこの日は、１万５千歩ほど歩いた。

↑　谷底森林から約１時間で、会社がチャーターしてくれたバスの所まで戻ってきた。

VIPツアーはここまでである。

同僚の半分の人は、

「十分に楽しんだ。けど、もう来なくていいかな・・・」

って言ってたけど、

わたしは、機会があれば、

ぜひまた来たい！と思った、とても有意義な１日だった。

次は長白山の天池に、もっと時間をかけて、

長白瀑布も、近くに行けたら、もっといいなぁ・・・

長白山に登ってみた。