◆ ウィンドウズ10が、来年10月にサポート終了になる。
その前に、7年前に買ったデスクトップパソコンをWindows11にしようと思ったが、
基本構成のパーツのうち一番重要なCPUが11に対応していなかった・・・。
で、CPUを換装しようとしたら、マザーボードが11対応CPUを載せられないことが判明。
ガーン・・・
11対応マザーボードやCPUに換えたらメモリも交換になる。結局、中身はほぼ買い替え。
ならば本体も丸ごと買い替えることにして物色し、
前回と同じアプライド(福岡に本拠地を持つ西日本に展開するBTOパソコンメーカー)に行ってみたが、
ピンとくるモデルがなく、
ノートパソコンと同じ国産のマウスパソコンで買うことにした。
↑ 狙うのはやはりスリムタワー型。
パソコンラックのモニターの下に横置きにしたいからだ。
CPUは安いRyzenでもよかったのだが、長く使うことを考えたら、
やっぱりCore i5辺りにしようと決めた。
i7やi9は高くて手が出ない。
i5の最新14世代の14400で探しヒットしたモデルを選び、
パーツをあれこれ選んでみた。
↑ まぁまぁ納得のいく性能を求めたら、結構な金額になった。
予算は10万円くらいを考えていたが(前回のアプライドは7万円)、
ネットで見積もっていったら1.5倍になってしまった・・・
で、仕方ないので福岡天神にあるダイレクトショップに行ってみた。
店舗限定のお得なモデルが有るかもしれないからだ(ノートパソコンの時がそうだった)。
↑ あった、あった!
ありましたよ。
モノはビジネス用途のMousePro。
普通に組んだら17万円弱のところ、12万円弱。5万円ほどもお得である。
似たような構成でスリムタワーで組むより3万円安上がりだ。
しかもスリムタワーより幅(横置きにした時の)が10cmほど短くて、よりコンパクトだ。
コンパクトなのはいいけど、今使ってるハードディスクとかを内蔵できるスペースがあるか心配だったので店員さんに尋ねたら、3.5インチベイが1つ、2.5インチベイが2つ、空きがあるらしい。
納得して、さっそく買って帰った。
↑ その日は夕方になってしまったので、セットアップは翌日に持ち越し、
気になったので、購入したMouseProのモデルでの構成を見積もってみたら、
店頭ポスターの参考価格よりも4,000円ほど高くなった・・・なぜだろう?
↑ 時間ができたところで、セットアップにかかる。
↑ 現行のアプライドPCの上に乗っけて、モニタをつないで電源オン。
↑ で、Microsoftのアカウント設定で文字入力しようとしたら、
いきなりアクシデント発生!!
キーボードの反応がおかしいのだ。
反応しづらい、同じ文字が続けて大量に入力される、など。
あきらめて、アプライドパソコンのキーボードを使ったら、あっさり入力できた。
ちなみに、サインインとログインは別モノなので、間違わないように。
最初、アプライドパソコンで確認していたメルアドがログイン用だったみたいで、
入力したアドレスは該当するものがない!と拒否された・・・
心当たりのあるもう一つのアドレスがサインイン用だった。
↑ 今まで使っていたパソコンと同じGoogleアカウントでサインインしたので、
数日前にアプライドパソコンでバックアップしていた諸設定が、そのまま引き継ぐことができる。
めちゃ便利。
↑ これは意外と短時間で終わり、次いでPINやプライバシー設定、スマホ連携など10分弱。
↑ Googleアカウントのセットアップが終わったらWindowsのインストール?
順番が逆のような気もするけど、まぁいいか。
これもまた時間がかかりそう。30分って出てる。
↑ 約25分でWindowsが起ちあがった。
↑ アプライドパソコンの時はBluetoothとかは後付け外付けだったけど、今回は内蔵。
↑ ここで、「ログイン用」のメルアドの入力が求められた。
↑ どうやらサインインでedge・charmなどのアプリ関係が引き継がれて、
ログインでお気に入りとかパスワードとかが引き継がれるようだ。
これで一通りのセットアップが終わり、ネット関係は今までと同じような環境で使えるようになった。
ただし、アプリやソフトはネット関連以外は入ってないから、
インストールする必要がある。
↑ ここで、アプライドパソコンから、各種ソフトのプログラムやその他これまでパソコンで作成してきたデータや画像・動画データなどを格納した内蔵ハードディスクを外し、mousePro に載せ替える。
↑ mouseProのサイドパネルとフロントパネルを外す。
赤三角のビス三つを緩め、DVDドライブと、それを固定しているフレームを外す。
↑ このフレームの手前には二つの2.5インチのドライブベイが付いている。
↑ フレームを外すと、その下には予備の電源ケーブルが結束バンドでひとまとめにしてあって、
3.5インチのハードディスクを収める空間が無い・・・。
↑ 赤三角はフロントパネル側のハードディスク固定用ビス穴。
写真上側の穴はケーブルが邪魔で見えない。
↑ 後方側のビス穴は目視できる。
が、その裏側はメモリなどで狭くて指先が入りそうにない・・・。
↑ とりあえず、電源コードをまとめている結束バンドをニッパーで切断。
↑ 電源ケーブルをバラして押し広げ、フロント側の3.5インチベイをつけるようにする。
↑ ハードディスクを固定する前に、データ送受用のシリアルATAのソケット位置を確認。
赤三角のところにある。
↑ ここだ。空きは三つ。
↑ データを受けるところが三つあるので、電源も3つある。
↑ 適当に選んだ電源コネクターをハードディスクに接続し、
3.5インチベイに押し込む。
↑ 作業しやすいフロント側からビスでハードディスクを固定。
そのあと、メモリをいったん外したりしながら、何とか後方側もビスで固定した。
↑ SATAケーブルも接続。
↑ DVDドライブとパネルを元通りに組んで、ハードディスクのインストールは完了。
↑ パソコンを起動し、インストールしたハードディスクがEドライブとして認識されているのを確認。
2,000ギガバイト(2テラ)のうち、すでに半分以上を消費している・・・。
↑ パソコン本体が小さくなって、ややすっきりした感じにはなった・・ような気がする。
ソフトは、まずプリンタをつないでプリンタドライバとアプリを入れた。
次いで、ワードエクセルパワポの代わりのWPS officeをネット上からインストール。
これは1台のパソコンにしかインストールできないのでアプライドパソコンからは事前にアンインストールしておいた。
そして住所録の筆まめと動画編集ソフトの PowerDirectorを入れた。
最後にPhotoshop6.0を入れようとして、アプライドパソコンの時と同じように、アプリフォルダを丸ごとC:\Program Filesにぶち込んだが・・・
EXEファイルをクリックして途中まで起動するものの・・
↑ こんなメッセージで「ごめん、無理だわ。」って謝られた・・・
ネットで探ってみると、Program Filesじゃない所に入れろ、ってあったけど、ダメだった。
なんちゃらファイルが邪魔してるから削除しろだとかあったけど、ダメだった。
いろいろ試してみて、最後に、EXEファイルを右クリックして
↑ プロパティを開き、
↑ 「互換性」で、互換モードで実行してみた。
↑ リストの中では最新のWin8から順に試してみて、
ことごとくダメであきらめかけてたら、
最後のWin95で起動したっ!!
ただ、ちょっと不安定だ。挙動が遅く、続けてクリックしたりするといきなり落ちてしまう。
でも、使えるだけ、マシかな。
30年ほど前に15万円近くで買ったソフトだ。なるべく長く使いたい。
↑ 1996年に定価15.5万円。お店の割引でもう少し安かったように思うが、
この頃は、色んなソフトの海賊版が出回る前で、正規版を買うしかなかった。
↑ 次に買った5.5はアップデート版で2.5万。
↑ そして今回インストールした6.0もアップグレード版で金額同じ。
キーボードは、不具合に気付いたその日にMouseのサポートにメールしたら、すぐに折り返しの連絡がきた。
パソコンの電源を抜いた状態で再度つないで、様子を見てくれという。
で、念のため、コンセントも抜いた状態でつなぎなおしてみたけど、結果は変わらず。
そう返信したら、すぐに新品を送ってくれ、3日後には届き、今度のは正常に作動した。
丁寧・スピーディーな対応に感謝だ。さすがMouse!
不具合のあったキーボードは、こっちで処分することとなった。
さて、
MouseProも、ほぼこれまでと同じ環境になり、快適に使えるようになってきた。
今度は、7年とは言わず、10年くらいは持ってくれるかなぁ・・・。