◆ 極寒の吉林省の冬に耐えうるべく、昨年夏に購入したパーマフロストダウンパーカ。
実戦投入してみたので、気づいた点をいくつか挙げてみたい。
↑ ココ〇1
800FP(フィルパワー)の高品質ダウンがたっぷりと封入してあって、
アンダーとミドルウェアを適切に選択すれば、マイナス20℃の極寒でも十分に耐えうる温かさ。
この暖かさが欲しくて購入したが、期待どおりだった。
(逆に九州の冬の寒さくらいでは、オーバースペック気味。。。
帰国して地元で使う時は、ミドル無しのロンT一枚とかで十分そう、かな。)
↑ ココ〇2
フードが取り外せる。
ミドルウエアにパーカーとかを着た時には便利。
(イグニスダウンパーカはボディ一体型)
↑ フードを固定する前部のドットボタンの本体側は、襟元の中に隠せて見た目もスッキリできる。
(写真の左のボタンが、襟元の内側に隠した状態)
↑ ココ〇3
ジャケットのスソが、サイドポケットの中の黄色いコードを引っ張るだけで、簡単に絞り込める。
風が強い時は、裾下から風が入り込んでくるのを、ポケットに突っ込んだ手で簡単に防げる。
(これは多くのモンベル製品で導入されていて おなじみの便利機能)
↑ 風があると、途端に体感温度はマイナス37℃!!とかになる場所なので、
スソが簡単に絞れて風の侵入を抑制してくれるこの機能はとても有難い。
(プラス37℃も危険な暑さだけれども、マイナス37℃って、ハンパな装備・服装ではとても散歩なんて出来ません(-_-;))
↑ もとに戻すには、スソの前側に内蔵されているボタン(赤丸部分)を押して、スソを引っ張れば簡単に元通りになる。
↑ ココ〇4
サイドポケット内は起毛の生地が当てられていて、素手で何かを取り出す時とかにはヒヤっとせずに済む。
(これもモンベルのほとんどの冬用ウエアに導入)
↑ ココ〇5
袖口は、ゴムだけでなく、ベロクロで留めるタイプ。
手首や手袋の太さに応じて、ぎゅっと締め付けられるので、風の侵入を最小限に抑えられる。
次は、ココ✕(ダメ)と言うかイマイチ(△)なところ。
↑ ココ△ 1
フードの顔周りを絞るコードロックのパーツがフリー状態で、フードに固定されていない。
そのため、絞り込む時も元に戻す時も、両手での操作が必要になる。
フードにコードロックが固定されていれば、片手で操作できるので、今後、改良してほしいポイントだ。
↑ ココ△ 2
フード後頭部のサイズ調整はベロクロで、ここも両手での操作が必要。
かぶった状態だとベロクロをいったん外して後方へ引っ張って絞り込むわけだが、
ツバの部分を片手で押さえておかないと適切なサイズ調整が難しい。
でも、片手でベロクロを引っ張っぱっても、もう片方の手でフードの下側を押さえていないと絞り込めない。つまりベロクロとその下部分を両手で操作する必要があって、そうなるとツバの部分を持てないのでツバが上ってしまうのだ。
私の操作要領が悪いのかもだが、ちょっと使いづらい。
↑ ココ△ 3
胸ポケットには止水ジッパーが使われていて、上部のスライダーの止まる所は、
スライダーとジッパーの隙間から雨水などが侵入しないように、
スライダーの半分くらいが隠れる「ガレージ」と呼ばれるカバーが付いているのだが、
↑ サイドポケットにはガレージが設けられていない。ちょっと中途半端なイメージ。
↑ ココ△、と言うか、わたし的には×!身ごろ内側にダンプポケットがない!
このダウンパーカーを使う時はけっこう寒い時だから、手袋も厚手のものになる。
マイナス20℃前後では、スキーグローブのようなモノでないと厳しい。
で、お店とかに入って手袋を外して過ごす際に、サイドポケットには手袋が大きすぎて入れづらいので、
ダンプポケットがあると便利なのだが、それが無いのだ。イグニスとかには付いているのに、かなり残念なポイントである。
もう一つ、気になる点を挙げるならば、外皮がゴアのインフィニアムが使用されている点だ。
これは、耐水性はあっても防水性能は重視されていない素材で、生地自体は撥水性とかあるのだが、
縫い目の裏側にシームテープとか施されていないため、雨や、表面に付いた雪が解けて水滴となった時に、市の水が縫い目から浸透してしまう。濡れたダウンは一気に保温性能を失うので、どんなに大量のダウンが封入してあっても、防水でないため雪や雨は大敵なのだ。
パーマフロストダウンパーカを使うような極寒の地は、雪も当然想定される。
であれば、生地のパリパリ感とか重くなるとか価格がもうちょっと上がる、のは承知の上で、
インフィニアムではなく、普通のゴアテックスで作って欲しかった、かな。
以上、パーマフロストダウンパーカを使用してみてのレビューでした。
いくつか不満な点もあるけれど、総じて、このパーカーほど温かいダウンはないのは明らかで、
購入目的は達成しているため、十分に満足している一品である。
↑ 最後に収納サイズの比較。
左がパーマフロストダウンパーカ、 右がイグニスダウンパーカである。
画像ではそうでもないかもだが、実物は直径もデカいのでけっこうなボリュームがある。
スーツケースにしまうと、まあまあな存在感。
帰国の時はイグニスを着て東京でも対応できるようにするので、パーマフロストは手荷物の中になる。
さて、
大寒も過ぎたし、気温が少しづつ上がっていってくれると、いいなあ。















