現在11歳の小助さん。
ここ1〜2年で、ご近所にお友達がができるようになりました。
そうですね。
若い子達が小助さんと一緒に散歩しようって誘ってくれますね。
昔は、初めましての犬との付き合い方が上手ではなかったため、1匹で黙々と歩いていた小助さん。
（きのこのコミュ障も大いなる原因のひとつ）
シニアになってからお友達が増えて嬉しい限りですね！
しかし当然、相性が良くない子もいます。
とある柴犬Aちゃん。
何度も顔を合わせ、一緒に歩いたりしているのですが、どうも小助さんのことがムカつくようです。
小助さんの顔を見るとムキ顔になるAちゃん。
飼い主さんも
「どうしたの！小助くんは何もしてないよ！」と言ってくれるのですが、Aちゃんは会う度にムキってきます。
推測ですが
Aちゃんは小助さんの顔が気に食わないのでしょう。
Aちゃんは2〜3歳の血気盛んな若者。
このおとぼけフェイスを見るとムカつく気持ちも分かります。
そんなある日、散歩中にAちゃんと出会いました。
普段からお互いの飼い主は、犬同士が近づきすぎないようにリードコントロールしています。
ただこの日は、小助さんが後ろを向いている隙に、Aちゃんが小助さんのお尻を嗅ごうとしたのです。
これはチャンス！
2匹の距離が近づく絶好の機会。
小助さんも嫌そうではなかったので、Aちゃんに嗅いでもらうことしました。
クンクンクンクン…
ガブリ。
小助さん、尻を噛まれる！
びっくりして「キャンッ！」と飛び上がり、へたり込む小助さん。
慌ててリードを引くAちゃんの飼い主。
Aちゃんも本気噛みではないので小助さんは無傷でした。
ただ精神的ショックのせいか、一時的に歩き方がヨボヨボ爺になりました。
小助さんは、ただケツの匂いを嗅がせただけなのに…
Aちゃんは、もともと気に食わない奴のケツの匂いを嗅いだうえで
「よし、やっぱムカつく！」と改めて判断して噛み付いたのだと思うと
小助さんが哀れで面白くて爆笑してしまったきのこ（飼い主）。
その後もAちゃんに会うと
Aちゃんはイラついた顔を見せ
Aちゃんの飼い主は申し訳なさそうな顔をし
小助さんは何故かAちゃんに近づこうとします。
（噛まれたこと忘れてる）
そういうとこが、Aちゃんに嫌われてるんじゃないですかね…
また、飼い主の想いだけで、犬同士を仲良くさせようなんてしちゃいけませんね。
反省しております。
爆笑したけど、反省しております。
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