アッシ…教育学部を卒業したんすがね…

小学校の先生になろうかと思って…



でも、大学在学期間中に2度行われた教育実習にて まず小さな疑問符が付き…

更に、バイトで塾講師をする中で確信に変わる…というね…

つまりは…

アッシ…教員には向いてね~んじゃないか…
(-_-;)と…



「何が?」と問われると難しいんですが、アッシ…子ども達に心を開けん人やったから、あんまり子ども達が懐かんかったのね…



「確信」と言いながらも迷いはありましたよ…

だって先生になるために大学に4年間も通ったワケだし…

4人兄弟の長男を 一年間 予備校に通わせてくれた両親にも顔向けできんし…

ただ…
迷いながらフラフラしよったら、アッという間に2年もフリーターとして過ごしておるコトに気付きまして…



「こりゃ いけんな」と思いよったら、某専門学校の事務職に採用になりまして…

タイミングが良かったうえに「教員でなく事務員なら もしかすると」といった“あわよくば”的な思考…更には、教員(公務員)ではないが一応は教育機関(私学)=両親にも多少は言い訳が立つ という…

当時のアッシにとって「これ以上ない」チャンスが舞い込んできたワケでして…



え…?

事務員の素養があったのか…?

そんなモン…あるワケないっしょ…(-_-;)



あるワケはないが、理由なく「何とかなるんじゃね~の?」という自信に突き動かされ、平成8年4月1日に就任の挨拶をしたんすわ…

「本日から“事務員”として お世話になります やまちゃん と申します」的なコトを言ったと思うんすがね…

教員も事務員も一堂に会した、入社後 初の朝礼の時だったんすが…

そしたら…
何か変なのよね…ヾ(゜0゜*)ノ?っ

皆さん…
にこやかに迎えてくれつつも、アッシの挨拶を聞いた瞬間に「んん…?」って顔が曇ったのね…

何なのかなぁ…って思いよったんすが、すぐに解消されましたよ…



朝礼後に校長先生に呼ばれて辞令交付となるワケですが…
こんな校長ではなく紳士的な方でした…✨



「やまちゃん君、キミには“社会福祉学科”の担任をしてもらう!( ̄ー+ ̄)」とね…



「えぇっ!?(o゚Д゚ノ)ノ」ってなモンで…

教員の適性に疑問を感じてココに来たアッシに「教員をやれ」と…?

しかも福祉…



え…?

福祉の素養(という以前に専門性)があったのか…?

そんなモン…あるワケないっしょ…(-_-;)



う~む…困ったコトになったなぁ…と不安げな表情をしよったら、校長先生が察して「まぁ、いきなり授業をやるコトはないから…。とは言ってもキミの専門分野(=教育)が活かせる科目もあるから頑張って!」みたいに激励されまして…

「小学校の先生の適性はイマイチじゃったが専門学校なら もしかして…」等と持ち前の都合の良さを発揮して やってみるコトにしたんすが…(そもそも「NO」の選択肢はないんだけどね)



既に“波乱”を予感させる船出ではあったモノの教員として生計を立てていくってのは、なかなか…

得難い日々を経験をさせてもらったってモンで…



今後、気が向いたら幾つかエピソードを紹介していくコトにするっす…✨