1月27日の夕方。

最近仕事が忙しくて、派遣の私にも案外

荷が重い仕事が振られることが多かった。

どうして?と何度も思ったけど、まあ

仕方がない。できないこともないから

取り敢えず、振られた仕事はできる限り

対応してあげましょう~と、呑気な対応。

 

一応課長には忖度していたのだ。

 

 

大学運営も少子化の中

相当厳しいのはなんとなく派遣の

立場からもわかってた。

 

何故なら、昨年度職員の定年退職+

依願退職者がたくさん出て、そのポストが

空いていいるのにも関わらず、

そのまま空いたままの部署がいくつもあった。

 

要は、そのポストに昇進させると

人件費がかさむから、そのまま空けた

ままで、「課長補佐」やら、「外部から課長職を採る」などの苦肉の策を経営側がやりくりしているのが丸見えだった。

 

そんな中私も、その渦に巻き込まれ

あなたのせいではないけれど、派遣元と

大学側との交渉の折り合いが合わずに、3月末まで」

との通達を、確か昨年の2月15日頃に派遣元から知らされた。

 

は??

意味不明なんですけど。

 

そして、1年。

 

今回は、まあとってもレアなケース

3月末までの契約の事実が知らされた。

 

人事と部署の課長とのメールが

たまたま共有メールにはいってしまっていて

部署の皆が見られる状態に。

 

ふ~~~ん。

来年度の派遣の人事関係か。

自分には関係ないな~と思いながら

読み進めていく。

と。

なんと。そこには私の名前があり、

これから派遣元との更新についての面談が

あるにも関わらず、

私が3月末までの契約であることは

やむを得ないとして了解しております・・の

課長の文字。

 

は???

 

 

やむを得ない?

 

こんなに私に仕事を無茶ぶりしておきながら

やむを得ないで済むんだ。

 

 

みたいな。

 

 

 

昨年もそうだったが、

私の後の求人の案内の時給は

明らかに現状よりも下げているのが

あからさまだった。

 

 

今年も下げて又新しい派遣を入れる?のが

目に見えていた。

 

 

コロナ禍で留学生も減り

学生からの授業料も減っているのだろうな。

 

でも、2度もこんな不当な派遣切りって

悲しいの一言。

 

派遣は3年までは相当な事がない限り

大学事務ではあまり途中で切られることは

ないと思っていたので(経験上)

今回の2度の経験は非常にびっくりだ。

 

でも仕方がない。

 

ただ、今回はこの人事メールのミス送信により

次の日、土曜日には荷物を取りに行き、

菓子折りを置いて、

さっさと派遣元に事情を言い、

有給も全部消化して

離職した。

 

2月3日までに

色々決着がついて

すっきりした。

 

 

派遣は奴隷

 

スキルをupしようがそんな事

関係ない。

できるだけ安く、コスパ良く

回していける替えのきく人材である。

 

の定義だけは

遅まきながら理解した。

 

 

同一賃金

同一労働?

 

体裁だけが独り歩きしている

この政治体制は

今後の日本にどのような影響を

与えてしまうのか?

 

今年59歳を迎える私には

どうでもいいことのようにも思えるが

多少憂いもある。

 

 

60歳で無期雇用?

 

そんなの規定だけの話。

 

多分、企業は嫌がるだけ。

 

私の派遣人生も後1年かと思えば

 

少しは気持ちよく最後締めくくることも

 

できるかな。

 

 

私は生活の主たるを担っていない。

だから関係ないのかもしれない。

 

ただ、もうすぐ子育てを終了しようとしている

1人の女性として

やっと社会にちゃんとお役に立てるよう

ある程度自立して

仕事とも関わっていきたいと考えていた矢先。

 

時代と完全にマッチできなかった事が

少々悔しい。

 

 

大学事務は合わせて、6年くらいやってきた。

比較的、キレイ目で、負担も少なく、定時に帰れる印象。

恐らくこのイメージも徐々に壊れていくのだろう。

 

こんな傷心中の私にも

まだ大学派遣のオファーが届き

来週、職場見学だ。

時給も派遣会社と、大学を変えたせいか、

今よりも310円もあがる。

 

ただ、気を付けて働くつもりだ。

派遣は奴隷だ!の精神は決して忘れずに。

 

 

そして、常に先をみながら

生きていく事も。

 

 

60歳になったらどんな

働き方がまっているのか?