一匹のいわしに精魂込めて・・・と言わんばかりに。
先日の旅館の朝食の主役の座に、すわっていました。
最近、いわしって主役の座を追われていませんでしたか?
何となく安っぽい魚、のイメージがついたのは、昔たくさん獲れすぎたせい?
日本近海でとれる、新鮮ないわしほど美味しいものはない、と思うのですが。
傷みやすいうえ、家庭では内臓や骨を取り除いたり、ちょっと手間がかかる?
さんまが獲れなくなった!と騒ぐ割には、いわしの話題などあまり上がりませんよね?
何でもないものに手をかけて、主役の座に!(今回の旅で感じたテーマ)
一番最初にこれを頂きました。
適度に水分が抜け、旨味が凝縮、塩加減もちょうどいい!
まだ起きてなかった私の食欲を呼び覚まし、次の器へと手が伸びます。
丁度、新緑の山影から朝の光が差し込んでくるところでした。