早春に咲く花、梅はきりりと上品。
樹齢数百年・・・それも高貴な方のお手植えとなると、どこかその辺の梅とは違うような風格が・・・？
このように樹が、龍が這ったようにくねくねとしています。
私、母が病気になってからというもの、高校までを過ごした故郷に帰って来てますが、
何でも様変わりしているのがさびしい・・・。
にぎやかだった繁華街はさびれ、昔風の建物は取り壊され、趣のない駐車場へと。
そんな中、あの頃からあった大木たちだけはあちこちで健在なんですよ！
巨大な「くすのき」数本、今はなき高校の運動場の端はここだったんだ！
大木を手がかりに、あの頃の風景を思い出したり・・・数百年を生きている大木たちには、短い私の空白の時間だけど・・・。
そんな感慨に耽りつつ、花を愛でてきました。