☆やまぼうし Style☆-DVD

何回も見直した「ショコラ」のDVDを、今日返却してきました。

「見るたびに新しい発見があり、何度も見てしまった!」と言うと、

「そんな映画がいい映画というんだよ!」と映画通の人から言われました。


最初は、登場人物やストーリーを追うので精いっぱい。

2回目で、そのストーリーがよーくのみ込め、3回目にやっと登場するチョコレートが見れるようになり・・・

その次に主人公(ヴィアンヌ)に焦点があたり・・・ファッション、身につけているものや調度品まで・・・がやっと目に入るようになるんです。最後に、総合的な目で鑑賞してまとめます!(これって、単に私の年のせい?)

保守的な村にやってきた、ミステリアスな女性がミステリアスな食べ物を作り始める。

この食べ物は、自分を抑圧している村人たちを目覚めさせていく。


実は、ジョニー・デップなどこの映画では、大した存在ではなかった。彼女(ヴィアンヌ)がすばらしいのです。

現実に戻ると、周りの顔色を終始みまわしながら生活している私。出すぎたこと、他人と大きく異なることはなるべく控えます。(長年の生活から得た私なりのずるい知恵?)

彼女はこの逆・・・自分の信念で生きていく、自由で強い女性です。(こんな生き方だってあるんだ!)

私がひかれた理由は、現実で不可能なことを、映画の中で主人公になり代わり模擬体験をしているんでしょうね。

ちょっとしっこく語りすぎの「ショコラ」、この辺で終わりにしたいと思います。