「いけず石」訳するといじわる石どすがは京都独特のものではなく、大阪や奈良にもあると聞いてホッとしていますにゃが、この石べつにイケズして置いたんとちがいまっせ。ただ自分とこの塀を車で壊されたらかなんし、防御対策として置いたんどす。もしでっせ、車で塀を壊したら修繕するのに高い金を払わんならん、よう考えたら親切石やてゆうてる人もおります。しかしどっせ!  自分とこの敷地内に置くにゃったらよろしで、そやけど
天下の公道に思いっきりはみ出して置いてある、それに車がまがる時、いけず石が低いしミラーでは見えまへん、完全に死角どすわ、特に京都の西陣は道が狭い。南北に出水、下長者、上長者、一条各道路、東西に
猪熊、黒門、松屋町、大宮各道路は全部道路幅は2メートルありまへんで。この十字路を曲がるのはちょっとやそっとではね、三回はハンドル切らなあきまへん。そやのにいけず石でドアの下へこんでキズついても泣き寝入りせんならんのはちょっと納得いかんもんがありますねん。でも京都の人はおとなしいんどすな。これで揉めごとは聞いたことがありまへん。
 
 
道が狭いのにいけず石が公道に置いてある。
イメージ 1
 
上の画像の石ではないのですがへこみましてキズもつきました。
イメージ 2
 
 
この赤い鉄柱やったやら死角にもならないのでいいのですが、ここの家の方あんたは~~えらい~~
イメージ 3
 
まあ、いけず石の多いこと、各道路に置いてあるといっても過言ではありませんぞ!ども自分とこの敷地内だったらしょがないですよね。これなんかいけず石を上手く利用して見栄えがよろしいね
 
イメージ 4
 
このいけず石も上手に利用していますね。
イメージ 5