登り;歩幅は靴のサイズくらい。急登では他人より一歩多く。

降り;へっぴり腰になると、滑ったり、しりもちをつきやすくなる。

不安な時は立ち止まり、体勢を立て直し鉛直に立ち胸を張る。

つま先から足裏全体で一気に斜面をつかむ様にする。

片斜面では谷側の足は最大傾斜方向に向け、山側の足は進行方向に向ける。(これはアイゼン、輪かん歩行と同じ)

泥道歩行;左右の足を並行に運ぶ。ガニマタ、ウチマタはズボンの裾が泥だらけになる。



①北アルプス等、日本の山を歩くには軽登山靴(トレッキング用 ¥4,000~6,000)で十分です。

 底の硬いハイカット靴は岩登りには適していますが、軽登山では重くて歩きにくいです。

 試しに軽登山靴を一足履きつぶしてから購入しても遅くないです。

②靴ひもは丸ひもはゆるみやすいので、平角のナイロンひも(スニーカー等についてる)が緩みにくくていいです。

③靴底の接着剤の強度が、経年劣化で5~6年しか持たないので製造年月日の新しい物を購入してください。

時々、歩いている途中で靴底がはがれてしまう人を見かけますが、そんな時に”その1”の靴底はがれ対策をやって下さい。 


膝と足首の関節を柔らかくする方法です。

お風呂の湯船で正座を30秒くらいします。これを入った時と出る時に2回くらいやります。

一か月くらいやってみて下さい。お尻が湯船の底に着く位になれば、登山の下山時に膝が痛くなる事がなくなり、しゃがみ込みが楽になり、スムーズば下降が可能になります。

劇的な変化が期待できます。

2Lの紙パック(主に酒の紙パック)に荷物を小分けしてパッキングすると荷物の出し入れがスムーズにできて、荷崩れもしないです。パックの下の方の荷物を出すためにはカッターでコの字型に切れ込みを入れておけば更に便利です。

紐やハンカチ等でストックバンドを結びバンドの輪を自分に合ったサイズにして手首から抜け落ちることを防ぎます。結んだ紐をスライドさせる事で使い易くなり、木の根や、岩をつかむ時には両手をフリーの使えますから、より安全登山になります。又、他の人ストックとも見分け易いです。

ストックを使う時は後続者に石突きが当たらぬ様に注意しましょう。